ヒッチコック「鳥」リメイク版に、「ミッドナイトチェイス」のオランダ人監督
2014年3月10日 11:10

[映画.com ニュース] アルフレッド・ヒッチコック監督の名作スリラー「鳥」を、米ユニバーサル・ピクチャーズがリメイクする企画に、オランダ人監督ディエデリック・ファン・ローイェンが契約を結んだ。
マイケル・ベイの製作会社プラチナ・デューンズと、マンダレイ・ピクチャーズがプロデュースするリメイク版は、数年前から企画が持ち上がっていたが、なかなか進捗が見られなかった。米ハリウッド・レポーター誌によれば、このほど監督に起用されたファン・ローイェンは、オランダの人気サスペンスドラマ「Penoza(原題)」で監督・脚本を務め、同シリーズは米ABCで「Red Widow(原題)」のタイトルでリメイクされた。また、監督したスリラー映画「ミッドナイトチェイス」は、米ソニー・ピクチャーズがハリウッドリメイクを進めている。
「鳥」リメイク版は、過去にナオミ・ワッツが主演候補に挙がっており、原作のダフネ・デュ・モーリアの短編小説により忠実な映画化を目指すと伝えられていた。現在、ワッツは企画には関わっていないようだ。
1963年に製作されたヒッチコック監督の「鳥」は、カリフォルニア州・サンフランシスコ近郊のボデガ湾に面した町が、鳥の大群の襲撃を受ける恐怖を描いた、パニック映画のはしりとなった作品。メラニー・グリフィスの母親であるティッピー・ヘドレンのデビュー作としても知られる。
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