C・ノーラン×J・デップのSF大作、ヒントが詰まった特別映像3本公開
2014年1月30日 10:00

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン製作総指揮、ジョニー・デップ主演のSF大作「トランセンデンス」の本編をひも解く3本の特別映像が、このほど公開された。作品のキーワードとなる「トランセンデンス(=超越)」「R.I.F.T.(リフト)」「特異点」をテーマにした映像で、いずれも緻密で深遠な世界観を予感させるとともに、大きな謎を提示する内容になっている。
ノーラン監督の「インセプション」でアカデミー賞撮影賞を受賞した名キャメラマン、ウォーリー・フィスターが初メガホンをとり、ある科学者の意識を宿したコンピューターが、全人類をしのぐ知性を手に入れ進化していく世界を描く。主演のデップをはじめ、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニー、レベッカ・ホール、キリアン・マーフィ、ケイト・マーラら豪華キャストが結集する。
このほど公開された3本の特別映像は、フィスター監督が本編とは別に製作されたもの。「Transcendence」では、本作で描かれる“トランセンデンス=超越”という現象が解説される。クライマックスでデップ演じる科学者ウィル・キャスターの顔が浮かび上がり、予測不能な展開を暗示している。
人類の未来のため、意識をもったスーパーコンピューターを研究開発している科学者ウィル(デップ)は、反テクノロジーの過激派組織の凶弾に倒れるが、その頭脳は妻のエブリンによってスーパーコンピューターにアップロードされる。消滅するはずだったウィルの意識は、そのコンピューターの中で生き続けることになり、人類が歩んできた200万年の進化を一瞬で超越。ネットワークの力によって地球上のあらゆる知識を手に入れ、全人類の知能をはるかに上回る、想像を超えた進化を始める。
「トランセンデンス」は、6月28日から全国で公開。
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