木村大作監督作「春を背負って」主題歌に山崎まさよしのバラード曲
2014年1月29日 10:15

[映画.com ニュース] 日本を代表する名キャメラマン・木村大作の監督第2作「春を背負って」の主題歌に、山崎まさよしの「心の手紙」が起用された。木村監督は、「エンドロールには立山の美しい自然と四季が描かれていますが、その画に詞も見事に調和した素晴らしい曲」と称賛のコメントを寄せた。
映画を鑑賞した山崎は、「すごく印象を受けたのは、山そのものが先に逝った父親の残した財産であり、遺書であるということ」だといい、「息子が父に向けて書いた手紙」をイメージして曲作りに臨んだと語る。映画と同様に“自分の居場所”をテーマにしたバラード曲に仕上がっており、主演を務めた松山ケンイチも「山崎さんが撮影現場に一緒にいらっしゃったと思えるような楽曲で、心にしみました」と述べている。
昨年9月に約3年ぶりとなるオリジナルアルバム「FLOWERS」をリリースした山崎にとって、同曲は2014年の第1弾作品。映画プロデューサーの片山怜子氏は、今回の経緯について「山崎さんが紡ぐ情感あふれる歌詞と柔らかく伸びやかな歌声が、本作で描く厳しい自然の中で強く生き抜く人々を優しく包み込んでくれると思い、オファーいたしました」と説明した。
笹本稜平氏の同名小説をもとに、山小屋を営む家族とそこに集う人々の力強い生き方と温かな交流を描き出す人間ドラマ。主演の松山を筆頭に、蒼井優、檀ふみ、小林薫、豊川悦司らが結集し、約7カ月間にわたる撮影では、立山連峰などで大規模なロケが敢行された。
「春を背負って」は、6月14日から全国で公開。
(C)2014「春を背負って」製作委員会
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