神田沙也加&ピエール瀧「アナと雪の女王」吹き替えで歌声を披露!
2014年1月23日 22:40

[映画.com ニュース] 女優の神田沙也加と、ミュージシャンで俳優のピエール瀧が、ディズニー・アニメーションの最新作「アナと雪の女王」の日本語吹き替え版キャストを務め、劇中歌を歌唱することが発表された。ともにディズニー映画の声優は初挑戦となり、ピエールは「ディズニーさんの気が変わらないうちに、『やろう!』と返事をしようと思った。早く録(と)ってしまおう!という気持ちですね(笑)」と、喜びのコメントを寄せた。
アンデルセン童話「雪の女王」に着想を得て、運命に引き裂かれた王家の姉妹が、凍てついた世界を救うために繰り広げる冒険を、珠玉のミュージカル・ナンバーでつづった長編アニメ。先日、松たか子が雪の女王エルサの声を担当することが発表されおり、神田はもうひとりのヒロインとなるエルサの妹アナ、ピエールはアナの旅の仲間で夏に憧れている雪だるまのオラフに声を吹き込む。
ブロードウェイミュージカルの出演経験がある神田は、トニー賞受賞の作曲家ロバート・ロペスと妻のクリステン・アンダーソン=ロペスが書き下ろした楽曲について、「昔からディズニーの音楽には、1回聴いただけなのに帰る時には口ずさんでしまう……というマジックがあると思っていました。今回の曲も、1回聴いただけで耳に残る音楽」と語っており、収録を楽しんでいたことがうかがえる。劇中には、松とのデュエット曲もあるという。
神田、ピエールともに、演技力だけでなく歌唱力も兼ね備えていることから、今回の起用が実現。英語版では、アナ役をクリステン・ベル、オラフ役をジョシュ・ギャッドが演じている。天真らんまんで姉思いだが、どこか寂しさを秘めたアナを演じる神田は、「どこか楽観的なところや、がむしゃらなところ、そして、なんの根拠もないまま信じたものに対して強くなれるようなところは、私と似ているかな」と、キャラクターとの共通点を語った。
現在、全米で大ヒット中の本作は、ディズニー史上もっともヒットした「ライオン・キング」の全米興行収入を抜き、「アバター」「タイタニック」に次ぐ、歴代全米興収第3位を記録。賞レースを席巻しており、第71回ゴールデン・グローブ賞では最優秀アニメーション映画賞に輝いた。第86回アカデミー賞では長編アニメーション部門と主題歌部門(「Let It Go」)にノミネートされており、3月2日(現地時間)の受賞結果に期待が高まっている。
「アナと雪の女王」は、3月14日から2D/3Dで公開。
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