佐藤“剣心”、神木“宗次郎”とついに激突!アクションシーン公開
2014年1月20日 08:00

[映画.com ニュース] 俳優の佐藤健が主演し、昨年12月末にクランクアップを迎えた2部作「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」が撮影された山形・庄内映画村での現場の様子が、このほど公開された。佐藤は、志々雄真実配下の先鋭部隊“十本刀”のひとり、瀬田宗次郎に扮した神木隆之介と刀を交え、激しいアクションに挑んでいる。
シリーズ第1作「るろうに剣心」は、ハリウッド大作に負けない迫力あるアクションが話題となったが、2部作では、アクション監督の谷垣健治らが編み出した、より濃密で、オリジナリティあふれるアクションが展開される。今回公開された劇中カットでは、剣心と宗次郎が屋敷の中庭でぶつかり合う緊迫した場面や、佐藤と神木に演出する大友啓史監督の姿を確認することができる。佐藤は磨きをかけた刀裁きを披露し、神木はワイヤーアクションに挑んでいる。
佐藤は「前作でいろいろな反省点が明確に見えたから、続編はレベルアップしている」と自信をのぞかせ、「映画は『ここは大事だ』というポイントを抑えていくんですが、アクション以外も毎日がそのシーンなんです」。7月のクランクインから剣心を演じ、「本当に面白い、一生を演じたいキャラクター」と役どころへの愛を明かした。
大友監督は、前作の海外ヒットを受け「スタッフひとりひとりの『海外に届くようにしよう』という思いが強いので、小さなものは見ていない。いいチーム」と信頼を寄せる。座長を務める佐藤には、「新しい時代の運命を引き受けていかなければいけなくなった剣心という役をしっかりと引き受けながら、役と一緒に成長している」と絶賛。宗次郎として佐藤と向き合った神木は、「剣心になった瞬間、真っ直ぐな目力から剣心の強さや威圧感、志がダイレクトにくるんです」と最敬礼だった。
続編2部作では志々雄や宗次郎に加え、御庭番衆御頭・四乃森蒼紫が剣心の前に立ちはだかる。佐藤は、蒼紫役である伊勢谷友介との共演を振り返り、「蒼紫はものすごいバックボーンを背負ったキャラクターだけれど、2部作ですべてを描くことはできないので、一番原作と違うのは蒼紫だと思うんです。伊勢谷さんの存在感でバックボーンが匂ってくるし、剣心との出会いなども違うので、オリジナルになっている。剣心は蒼紫にどういう言葉をかけるんだろう、どういう戦い方をするんだろうということを自分なりに考え、良いセリフが生まれました。原作ファンの人にこそ見てほしい」とアピールした。
「るろうに剣心 京都大火編」は8月1日、「るろうに剣心 伝説の最期編」は9月13日から東京・有楽町の丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で順次公開。
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