マーベル映画の新ヒーロー「アントマン」にポール・ラッドが決定
2013年12月24日 14:35

[映画.com ニュース] 米マーベル・スタジオが2015年に公開する新作「アントマン(Ant-Man)」の主演に、有力候補といわれていたポール・ラッドが決定し、契約に向けた交渉が進められているという。
これまで「40歳の童貞男」「無ケーカクの命中男 ノックトアップ」といったコメディ作品で、バイプレイヤーとして活躍してきたラッドがヒーローを演じる意外性から、「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr.のようにブレイクするのではと注目が集まっている。すでに役作りのためのトレーニングを始めたようで、「俺たちニュースキャスター」の続編「Anchorman 2: The Legend Continues」のプロモーションでは、以前より引き締まった体型になっていた。
アリとコミュニケーションをとれるヘルメットが特徴のアントマンは、物の大きさを自由自在に変えられる物質を使って変身するキャラクター。映画は、初代アントマンのハンク・ピム博士を中心としたストーリーのようだが、2代目アントマンになるスコット・ラングの登場も噂されている。米The Wrapによれば、ラッドはハンク・ピムを演じるようだ。
メガホンをとるのは、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などでアクションコメディに定評があるエドガー・ライト監督。「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」でもタッグを組んだジョー・コーニッシュと共同で、脚本も執筆した。最近のマーベル作品は英シェパートン・スタジオで撮影されているが、本作では米アトランタやサンフランシスコがロケ地の候補に挙がっている。
ラッドと並んで筆頭候補だと報じられたジョセフ・ゴードン=レビットは、DCエンタテインメントとワーナー・ブラザースが手がける、グラフィックノベルの映画化「サンドマン」をプロデュースすることが決まっている。
「アントマン」は、15年7月31日に全米公開予定。

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