松山ケンイチ主演&福島ロケで震災後の家族描く「家路」予告公開
2013年12月5日 10:30

[映画.com ニュース]俳優の松山ケンイチ主演で、東日本大震災後の福島に暮らす家族の喪失と再生を映し出した「家路」の予告編を、映画.comが独占で入手した。
ドキュメンタリー作品で手腕を振るってきた久保田直監督のメガホン、「いつか読書する日」「スープ・オペラ」の青木研次によるオリジナル脚本が生み出した本作。福島オールロケを敢行し、絶望的な状況下でも希望に向かって踏み出す家族の姿を描き出す。
震災の影響で故郷を離れることを余儀なくされ、喪失感に襲われる家族。先祖代々の土地を守ってきた兄・総一はやり場のない怒りを抱え、先の見えない毎日を送っている。そんなある日、20年近く前に故郷を出た弟・次郎が帰郷し、警戒区域となった生家に住み着いているという連絡が入る。無人となった村に戻った弟は、ある思いに突き動かされてたったひとりで苗を育てていた。
松山が故郷と生きることを選び信念を貫く弟を演じ、兄に扮した内野聖陽と初共演。ほかに田中裕子、安藤サクラ、山中崇ら実力派俳優が結集し、葛藤(かっとう)する人々の内面を体現している。予告編では、長い間離れ離れになっていた兄弟が再会を果たし、それぞれ胸に秘めた思いをストレートにぶつけ合う。Salyuが優しく歌い上げる主題歌「アイニユケル」とともに、バラバラだった家族がひとつに結ばれていく様子を丁寧にたどる。
「家路」は、2014年3月1日公開。
(C)2014「家路」製作委員会 WOWOWFILMS
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