いつか読書する日

ALLTIME BEST

劇場公開日

いつか読書する日
31%
37%
19%
0%
13%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

30数年間、ひとりの男性を想い続けた50歳独身女性の恋を描いたラヴ・ストーリー。監督は「独立少年合唱団」の緒方明。青木研次と緒方監督による原案を基に、「独立少年合唱団」の青木自身が脚色。撮影を「この世の外へ クラブ進駐軍」の笠松則通が担当している。主演は「埋もれ木」の田中裕子。第79回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第3位、主演女優賞(田中裕子)受賞、第60回毎日映画コンクール監督賞、女優主演賞(田中裕子)、録音賞受賞、第30回報知映画賞最優秀主演女優賞(田中裕子)受賞、第29回モントリオール世界映画祭審査員特別賞受賞、第27回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテン第2位、脚本賞、主演女優賞(田中裕子)、助演男優賞(岸部一徳)受賞、第8回みちのく国際ミステリー映画祭in盛岡出品、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画4位、文化庁支援作品。

2004年製作/127分/日本
配給:スローラーナー

ストーリー

50歳、独身。牛乳配達とスーパーのパートで生計を立てている大場美奈子には、秘かに想い続けている男性がいた。市役所の児童福祉課に勤務する高梨槐多である。中学時代、親同士の不倫が発覚し疎遠になってしまったが、あれから30数年、彼への気持ちは未だ変わらない。そして、そのことは誰にも知られてはならない――筈だった。ところがある日、その想いを綴った美奈子の、匿名で出した葉書がラジオ番組で読まれ、それを偶然耳にした槐多の妻で末期癌に侵された容子に全てを悟られてしまう。しかし、彼女は美奈子に意外な願いを託すのだった。「私が死んだら夫と一緒になって欲しい」と。それから1ヵ月後、容子が他界した。残されたふたりは、もう一度、出会うところから始める決意をする。だが、愛を確かめ合った翌朝、槐多は雨で増水した川で溺れている少年を助けようとして、帰らぬ人となるのであった。美奈子の恋は終わった。彼女は、彼女を心配する亡母の友人の敏子に今後のことを問われ、「これから本でも読みます」と答えた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

5.0美奈子や槐多は自分の中もいるようです

あき240さん
2020年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
あき240

5.0極上の恋愛映画

2019年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

事情があって別れざるを得なかった初恋の恋人たち。その一方と結婚した女。
 言葉どころか目も交わさぬ恋人たち。本人たちは隠している想いなれど、関係者には密かに伝わっている。それを説明や台詞なしに、演技で魅せてくれる田中さんと岸部さん。
 「愛はないけれど情はある」誠実に妻を愛おしむ夫。なれど、”女”とみてくれぬこと・愛する人の幸せを邪魔しているのではと同時に嫉妬に悩む妻。切ない。

この二人と並走して描かれる、長年連れ添った夫婦。

読書。
作者との対話。
そして感想を言い合う仲間との対話。ー映画レビューと一緒。
読書を通して深めていくであろう、心の中のカイタとの対話。
現実世界での対話。内的世界での対話。

それぞれの孤独
それぞれの愛溢れた繋がり。

昼メロ仕立てにしても良い筋だが、
分別のある大人の三角関係をしっとりと魅せてくれる。
 なのに、終盤にカイタが美奈子に言う言い訳がこそばゆいのがみそ。

主人公の年齢に近くなり超えるほどに、愛おしくなる逸品。
名優ありきの作品だが、それをじっくり見せてくれる監督に感謝。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
とみいじょん

5.0「居間まで主ってきたこと死体!」「前部仕手」

kossyさん
2019年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 間違った日本語を使うことに抵抗のある50歳独身、大場美奈子(田中裕子)。朝は牛乳配達、昼はスーパーのレジ係、仕事で疲れ切ったた、読書しながら寝るのが日課だ。一方、岸部一徳演ずる高梨槐多も50歳。妻は病に臥して自宅療養。平凡に生きることが生きがいである、市役所勤務だ。高校時代にはお互い惹かれ合うものの、ある事件がきっかけで疎遠となってしまった二人。初恋の日から30数年経った熟年カップルによる単純なメロドラマかと思いきや、認知症、自宅介護、児童福祉という現代的なテーマが輻輳して、心に染み入る重厚な社会派ドラマとなっていました。

 自らを殻に閉じ込めてしまい、牛乳を配達することが生きがいだと自分にまで嘘をつく美奈子。妻へ最大級の介護を施し、たっぷりの愛情を注ぐが、妻からは内面が読めないと思われている槐多(かいた)。いつしか妻の容子も牛乳配達の時間を正確に覚えるくらい、ルーティーンを大切にしてしまっている。

 かつては、牛乳配達用の牛乳箱なんて日本中どこの家庭の玄関先にあったものだ。紙パック入りの牛乳が普及し、朝早くにカチカチとビンがぶつかり合う音も久しく聞いてない。今ではピラミッド型の紙パックさえ見かけなくなってしまった。この懐かしい牛乳ビンを毎日配達するという日常が平凡を愛する男の宅にも届けられ、30年という世界を告白できない二人の静かな時を刻み付けていく・・・また、玄関先で受け取った牛乳をそのまま飲むじいさんが素敵だ。

 皆川夫妻は認知症。敏子(渡辺美佐子)も少々その気があるのだが、英文学者の夫真男は進行が早かった。彼のボケるというイメージを内側から描いた描写も素晴らしく、一瞬、観客をもボケの世界に引きずり込んだようなシーンが光っていました。徘徊という症状も、静かな町に住む登場人物に心の変化をもたらし、物語にアクセントを与えている。しかし、敏子だって、吸いかけのタバコがあるのに、二本目を吸ってるし・・・危ないよ・・・

 二人の心が通じ合う場面は、不器用な男と未経験の女という性格を見事に描写。岸部一徳の演技は今までで最高のように思う(あまり見てないのかな・・・)。ラストは賛否両論でてくるのでしょうけど、美奈子が力強く生きていくためには、この展開が一番自然だったのではないでしょうか。

2005年マイベスト

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
kossy

4.0高梨さん

2016年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

大場美奈子と高梨かいた。
不器用な二人だけど結ばれてよかった。
なんだかいい映画だった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ミツマメ
すべての映画レビューを見る(全6件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「いつか読書する日」以外にこんな作品をCheck-inしています。