松江哲明監督&赤ペン瀧川先生「『サプライズ』は“ジャンルを越えていく系”」
2013年10月31日 16:07

[映画.com ニュース] 各国の映画祭で話題を集めた絶叫×爽快スリラー「サプライズ」の特別試写会が10月30日、都内で行われ、ドキュメンタリー映画監督の松江哲明と、“赤ペン瀧川先生”こと俳優の瀧川英次がトークイベントに出席した。
「V/H/S シンドローム」「ビューティフル・ダイ」などで注目を集める、新世代サスペンスホラー作家アダム・ウィンガード監督の最新作。両親の結婚35周年を祝うために大きな屋敷に集まった家族10人が、突然キツネやヒツジ、トラといった動物の仮面をつけた集団に襲われ、逃げ場のない密室で命がけのサバイバルを繰り広げる姿を描く。
瀧川は、「ポスターのコピーやビジュアルから『ソウ』みたいなソリッドシチュエーションホラーかと思って見たら、全然バカホラー(笑)。ただのバイオレンスおもしろホームアローンじゃん! コピーも『パーティー台無し!』とかでいいと思う」と宣伝イメージと実際のテイストとのギャップに口あんぐり。しかし、「2回目を見たら本当によくできていて、脚本に強度がある。日本でいうところの『へんげ』かな。みんなが知っているホラーを踏まえて“ジャンルを越えていく系”。すっげー面白かった」と手放しで絶賛した。
松江監督も、「これは東京国際ファンタスティック映画祭の深夜のつなぎのプログラムに良い(笑)。ディスってるんじゃなくて、めちゃめちゃほめている。これを見た後に監督と飲みたい」と興味津々。また、「頭の悪いフリを隠さないところがいい。最近のホラー映画って、ひねりすぎていて整合性がない。清水崇監督とかも好きなんじゃないかな。整合性を無視して驚かせてくれる」と太鼓判を押した。
さらに松江監督は、「キャストもすごく良い。母親役のバーバラ・クランプトンは『フロム・ビヨンド』や『ZONBIO 死霊のしたたり』に出ている女優さんで、これが10年ぶりの映画出演。長男のドレイク役のジョー・スワンバーグは監督もやっていて、今年の東京国際映画祭のコンペに出ていた『ドリンキング・バディーズ』はすごく面白かった」と“通”向けの見どころも語った。
「サプライズ」は11月14日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス