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名匠ジュゼッペ・トルナトーレの来日決定! 東京国際映画祭で舞台挨拶

2013年10月6日 10:00

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4年ぶりに東京国際映画祭に参加!
4年ぶりに東京国際映画祭に参加!
(c)2012 Paco Cinematografica srl.

[映画.com ニュース] イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作「鑑定士と顔のない依頼人」が第26回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれたことをうけ、トルナトーレ監督が来日し、10月22日の公式上映で舞台挨拶を行うことが決定した。

トルナトーレ監督の来日は、2009年の同映画祭以来4年前ぶり。前回は、第2次世界大戦から現在に至るまでのシチリア現代史を描いた「バーリア」が、「WORLD CINEMA」部門に出品されていた。今回は、イタリアのアカデミー賞にあたるダビッド・デ・ドナテッロ賞で作品賞、監督賞、音楽賞を含む最多6部門を制した、極上のミステリーをアピールする。

トルナトーレ監督が約20年間温めてきた構想を、初めてのデジタル撮影で実現させた本作。「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」をはじめ、トルナトーレ作品の数々を彩ってきたエンニオ・モリコーネが、音楽を担当している。多くの名曲を生み出してきたモリコーネが「この作品でのトルナトーレの音楽に対する発想には目を見張り、自分の将来の作曲にも影響が出ると思う」と語ったほど。オスカー俳優ジェフリー・ラッシュが主演を努め、「クラウド アトラス」のジム・スタージェス、「赤い影」のドナルド・サザーランドらが脇を固める。

天才的な審美眼をもつ鑑定士で、一流の競売人でもあるヴァージル・オールドマンは、若い女性クレアから資産家の両親が遺した絵画や家具の査定してほしいと頼まれる。依頼を引き受けたヴァージルは屋敷を訪れるが、クレアは決して姿を現さない。鑑定を行ううちに、ある美術品の存在が歴史的発見である可能性が浮上する一方で、隠れ続けるクレアを盗み見たヴァージルは、その美しさに心を奪われてしまう。

鑑定士と顔のない依頼人」は、12月に東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほかで全国公開。

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