福山雅治、バスク語も交えスペイン語で舞台挨拶
2013年9月23日 19:10

[映画.com ニュース]今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した福山雅治主演作「そして父になる」(是枝裕和監督)が9月21日(現地時間)、スペインで開催中の第61回サン・セバスチャン国際映画祭で公式上映され、現地入りした福山と是枝監督がオープニングセレモニーやレッドカーペットに参加した。
沿道を埋め尽くす地元映画ファンで大熱狂のレッドカーペットでサインや写真撮影に応じた福山は、上映前の舞台挨拶で現地の人が話すバスク語を交えたスペイン語で「こんばんは。サン・セバスチャンは大好きな街です。3回目です。映画を楽しんでください」とあいさつ。降壇すると「スペイン語は日本語のカタカナみたいに話して大丈夫と聞いていたのですが、頭でつまづいてしまいまして……。おかげで緊張がとれてスムーズに話せました」と笑顔で振り返った。
前日のオープニングセレモニーで「大島渚」回顧展の紹介を務めた是枝監督は、「彼が繰り返し、語り、また描いてきた日本人の問題点。例えば戦争を哀れみとともに描き、涙を流すことで自らの加害責任を忘れてしまうような甘えた態度。そのような“被害者意識”への厳しい告発は、僕のものつくりとしての大きな指針にさえなっています。大島は生涯“怒り”の作家であり続けた人です。彼の正しい怒りに、是非この機会に触れてみて下さい」と約1分のスピーチを披露した。
「そして父になる」は9月24~27日に先行上映が行われ、9月28日から全国で公開される。
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