ソフィア松岡と吉行和子による36歳差の愛憎劇「御手洗薫の愛と死」1月公開決定
2013年9月21日 08:00
年の差36歳のふたりが演じるのは、著名な女流小説家と若き男性作家。奇妙な縁で結ばれたふたりが、師弟関係を超えた愛憎劇を繰り広げる。「ナースのお仕事」「お金がない!」「味いちもんめ」などの人気ドラマを手がけ、「ディア・フレンズ」「ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ」で知られる両沢和幸監督によるオリジナル脚本で、女の生き方、男の成長、人生における仕事の意味を問いかける問題作だ。共演は小島聖、松重豊、益岡徹、松下由樹、岡田浩暉ら。
「全力で望みました。両沢組のチームワークに助けられ、また、自分の人生に大きな足跡を残せた大切な作品です」と主演作への思い入れを語った松岡は、「この物語は、現実にはなかなかないであろう設定に思われますが、そこに描かれている二人の姿は、見た人達の現実生活と、直結していると感じて頂ける程、生々しく、体温を感じて頂けると確信しています」と自信を見せる。そして、「とてもチャーミングな吉行さん。一瞬、大女優であることも、年の差も忘れ、本当に恋をしてしまいそうになりました」と日本を代表する大女優・吉行との共演を振り返った。
著名な小説家の御手洗薫(吉行)は、交通事故を起こしてしまう。被害者の息子であり、自らも小説家のはしくれだという神崎龍平(松岡)からの提案で、薫は龍平のゴーストライターとなり、龍平は富と名声を手に入れる。脅迫から始まったが、ふたりの間には親愛の情がわき、師弟愛でもあり異性愛とも言える不思議な関係が続く。しかし、龍平が若く美しい編集者と関係を持ったことにより、薫と龍平の関係は、悲劇に向かっていく。
「御手洗薫の愛と死」は2014年1月18日から有楽町スバル座ほかで全国順次公開。
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