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吉沢悠、伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」で12年ぶり朗読劇に挑戦

2013年9月19日 18:00

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約12年ぶりに朗読劇に挑戦する吉沢悠
約12年ぶりに朗読劇に挑戦する吉沢悠
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[映画.com ニュース] 俳優の吉沢悠が、伊坂幸太郎専門朗読劇団「ロウドクノチカラ」が1日限定で主催する朗読劇「アヒルと鴨のコインロッカー」に出演することがわかった。吉沢にとっては、2002年の「LOVE LETTERS」以来約12年ぶりの朗読劇挑戦となる。

近藤大介氏が代表を務める「ロウドクノチカラ」は、映像化が難しいとされるベストセラー作家・伊坂幸太郎氏の作品を、朗読をベースに舞台芝居、映像、ピアノなど楽器の生演奏、生歌を交えた、エンタテインメント性の高い朗読劇として公演している。これまでに、2012年1月の旗揚げ公演「マリアビートル」を皮切りに「砂漠」「チルドレン」「バイバイ、ブラックバード」「終末のフール」(籠城のビール・太陽のシール)と実績を積み重ねてきた。

同劇団にとって、初めての客演として吉沢を迎える。これに際し、同劇団と吉沢の所属事務所テンカラット アプレ事業部はこのほど、今後の作品についてもキャスティングやPRなどを協力体制で行うことで合意。同社では、映像・舞台以外での俳優のパフォーマンスの場として朗読劇に着目しており、伊坂作品をよりストレートに表現する方法としてより良い形だと確信しているという。

第25回吉川英治文学新人賞を受賞した「アヒルと鴨のコインロッカー」は、主人公である大学生・椎名をめぐる現在の物語と、琴美という女性の2年前の物語が同時につむがれるカットバック方式の小説。2006年には中村義洋監督のメガホンのもと、濱田岳瑛太関めぐみらの出演で映画化されている。

アヒルと鴨のコインロッカー」は、2014年1月25日に神奈川・ラゾーナ川崎プラザソルで2回公演を予定。


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