エルビス・プレスリー伝記映画の監督が決定 ミック・ジャガーがプロデュース
2013年9月6日 11:45
[映画.com ニュース] ミック・ジャガーのJagged Filmsがプロデュースを手がける、エルビス・プレスリーの若き日を描く伝記映画「Last Train to Memphis(原題)」の監督に、「消されたヘッドライン」「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルドが起用されたことがわかった。
同作は、1995年に発表されたピーター・ギュラルニックの同名の評伝(邦題:「エルヴィス登場!!」)の映画化。1950年代、一躍スターダムに躍り出たプレスリーの若き日を描く。米バラエティ誌によれば、「夢を生きた男 ザ・ベーブ」「ドラゴン・キングダム」のジョン・フスコが脚本を担当する。
製作・配給のFox2000はプレスリー役オーディションのための特設サイトを開設しており、18歳から22歳までのプレスリーを演じる、歌唱力のある俳優を探している模様だ(www.youngelviscasting.com)。
ちなみにジャガーは、米ユニバーサル・ピクチャーズのジェームズ・ブラウンの伝記映画のプロデュースも手がけており、「42 世界を変えた男」で史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンが主演に起用された。
プレスリーの伝記映画といえば、79年のジョン・カーペンター監督、カート・ラッセル主演「ザ・シンガー(原題:Elvis)」や、05年のジョナサン・リース=マイヤーズ主演「ELVIS/エルヴィス」があるが、いずれもテレビ映画。2011年には、20年にわたってプレスリーのボディガードを務めたソニー・ウエストが発表した回想録をもとにした伝記映画「Fame & Fortune」の製作が報じられたが、その後動きは見られない。
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