ポン・ジュノ監督最新作 クリス・エバンス主演「スノーピアサー」2月公開決定
2013年8月29日 13:01

[映画.com ニュース]韓国の鬼才ポン・ジュノ監督が、クリス・エバンスらインターナショナルキャストを起用した初の英語劇となる最新作「SNOWPIERCER(原題)」が、邦題「スノーピアサー」として2014年2月の日本公開が決定した。
フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」が原作で、グローバルプロジェクトとしてパク・チャヌクらが製作陣として名を連ね、約400億ウォン(約35億円)もの製作費が投じられた近未来SFエンタテインメント。
化学薬品によって地球温暖化を防ごうとした結果、新たな氷河期に突入して17年、すべてが雪で覆われた2031年の地球が舞台。生き残った人間はすべて一台の列車に乗って生活しており、現代版“ノアの方舟”のような設定だ。先頭車両に乗って人々を支配する上流階級と、奴隷のような扱いを受ける後方車両の乗客たち。1人の後方車両の男が自由を求め、反乱を試みて先頭車両を目指し、乗客同士の壮絶な戦いを描く。
主人公で革命に燃える若きリーダーのカーティスを演じるのはクリス・エバンス。共演には、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・ハート、エド・ハリスら実力派俳優が顔をそろえ、ポン・ジュノ作品の常連でもある名優ソン・ガンホが、物語の鍵を握る謎の男を演じる。
「雪国列車」のタイトルで公開された韓国では異例の大ヒットを記録しており、10月のフランス公開を皮切りに全米ほか世界中での公開が決定している。
「スノーピアサー」は2014年2月、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。
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