中国がハリウッド映画の配分金の支払いを拒否
2013年8月1日 22:40
[映画.com ニュース] 2012年末から中国で公開されたハリウッド映画の配分金が、まったく支払われていないことが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
中国での配給を取り仕切るThe China Film Groupは、自社にかけられた2%の付加価値税(消費税)を、ハリウッドの映画会社に請求。しかし、ハリウッドの映画会社側は、追加請求は昨年2月にジョー・バイデン副大統領と習近平国家副主席(当時)との間で交わされたWTO協定に違反するとして拒否している。
その結果、The China Film Groupは、「007 スカイフォール」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「マン・オブ・スティール」などのヒット作で得た収益の一部を、いまだにスタジオ側に支払っていない。ハリウッドの映画会社は、未払いを理由に中国での新作公開を中止できるものの、世界第2位の巨大市場だけに強気になることができない事情がある。
現在もアメリカ映画協会(MPAA)が、スタジオを代表して中国側との交渉にあたっているという。昨年交わされたWTO協定では、中国が定める外国映画の年間制限枠とは別に、3D映画やIMAXなど高画質方式の映画作品の参入を年14作品まで認めるとしている。また、中国国内でアメリカ映画を上映した場合、米スタジオへの配分金は以前の13~17%から、25%に改定されていた。
関連ニュース




映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)