大森立嗣監督、今年2作目の世界進出!「ぼっちゃん」モントリール映画祭へ
2013年7月20日 13:00

[映画.com ニュース]2008年に発生した秋葉原無差別殺傷事件の犯人・加藤智大を題材にした、大森立嗣監督の意欲作「ぼっちゃん」が、第37回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門(8月22日~9月2日開催)に、正式出品されることがわかった。
今年公開された大森作品が海外映画祭で上映されるのは、第35回モスクワ映画祭で審査員特別賞を受賞した「さよなら渓谷」に続き、2作品目。大森監督は、「『さよなら渓谷』のときとはまた別の感慨があります。小さくて、ワガママで、だけど元気な子どもの成長を見ているような楽しみがあります。もっともっと成長してくれると願っています」と喜びをかみしめた。
モントリオール世界映画祭は、1977年から開催されているカナダの映画祭。フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門は、世界の注目すべき映画を紹介する。日本からは、同部門に本作をはじめ「シャニダールの花」(石井岳龍監督)、「凶悪」(白石和彌監督)、ワールド・コンペティション部門に「利休にたずねよ」(田中光敏監督)が出品される。
「ぼっちゃん」はひとりの青年に焦点を当てることで、事件の犯人がなぜ凶行に及んだのか、何を感じていたのかなど孤独な人間の内面をあぶり出す。東京・下北沢トリウッド、福岡・KBCシネマでロングラン公開中。
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