K・ベーコン初主演ドラマ「ザ・フォロイング」に、松嶋初音も“あっという間にとりこ”
2013年7月3日 21:05

[映画.com ニュース] 名優ケビン・ベーコンがテレビドラマシリーズ初主演を務めたサイコサスペンス「ザ・フォロイング」のWOWOWプライム放送を記念し7月3日、精神科医の名越康文氏とグラビアアイドルの松嶋初音がトークイベントに出席した。
「アポロ13」「ミスティック・リバー」など数々の名作に出演してきたベーコンが、元大学教授の連続殺人犯ジョー・キャロルと死闘を繰り広げるFBI捜査官ライアン・ハーディを熱演する。14人もの女子大生を残忍な手口で殺害したキャロルは、死刑執行を目前に脱獄すると、自らのカリスマ性を駆使して信奉者(フォロワー)たちのネットワークを作り上げ、ある計画を密かに押し進めていく。
ホラー映画が大好きだという松嶋は、「悪魔のいけにえ」「13日の金曜日」「ハロウィン」をお気に入り映画に挙げ、「私は13日の金曜日生まれ。昔の『13日の金曜日』にケビン・ベーコンがモリで突かれて死んじゃうチョイ役で出ていて、その頃から殺され方の表情とかがスゴかった!」と絶賛。ベーコンのファンだという名越氏も、「情熱が違う!」とその観察眼に圧倒されていた。
本ドラマを鑑賞した松嶋は、「実際に起こりそうな話で次の展開もどうなるか分からない。ソワソワハラハラして目が離せない。あっという間にとりこになってしまった!」とすっかりハマった様子。名越氏は、「キャロルは色々なシリアルキラーを混ぜ合わせている気がする。殺人鬼は自分自身が手を下すことで快楽を感じるけど、(刑務所の)中からみんなを操作するというのは『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターあたり。ある種、殺人者の理想型みたいなもの」と解説した。また、ホラーファンの心理に「人間の深い闇の部分が隠されている。人間は自分が安全であればすごく残酷なものを見たくなるもの。食べるとは命をもらう行為で、命を奪うことで栄養をつけて元気になるという本質がある。人間存在の中心の部分」と分析を加えた。
松嶋が「裏に影があるようなキャロルみたいな人物にひかれる。自分も洗脳されちゃうかもしれない」と打ち明けると、名越氏は「カリスマは一対一の関係に滅法強い。そういうタイプには必ず毒がある」と警鐘を鳴らしつつも、「精神科医にとって、レクター博士はアイドルのような存在」とサイコキラーに魅せられた自身の心情も明かした。
「ザ・フォロイング」は、7月9日午後11時よりWOWOWプライムにて放送開始(全15話/第1話無料放送)。
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