福山雅治「真夏の方程式」絶好の滑り出し、興収50億視野!
2013年6月29日 13:55
[映画.com ニュース] 福山雅治の主演作「真夏の方程式」が6月29日、全国415スクリーンで公開された。配給の東宝によれば、興行収入49億2000万円を記録した前作「容疑者Xの献身」(2008年10月4日公開)対比で同等の推移を見せているという。これから夏休み興行に突入するということも追い風となり、興収50億円を視野に入れた大ヒットスタートを切ったことになる。
福山は、共演の吉高由里子、北村一輝、杏、子役の山崎光くん、西谷弘監督とともに、東京・TOHOシネマズ日劇1で行われた舞台挨拶に出席。同日公開の香港でのプロモーションを終え、前日に帰国したばかりの福山は疲れた顔を見せることなく、満面の笑みで場内に手を振って登壇した。
女性ファンが「面白かった!」と声をかけると、福山は「いやいや、違うでしょう?」とツッコミを入れた。すかさず客席へマイクを向け、「実に面白い!」の大合唱。香港プレミアでの熱狂ぶりをテレビで見たという吉高は、「国を越えてもキラキラしている方だなあ」とつぶやき、所属事務所の先輩である福山をまぶしげに見つめた。
今作で重要な役どころを演じた杏が、「試写では涙が止まらなかった。もう一度、劇場に足を運んで見たいと思います。私にとってすごくいい経験になりました」と話すと、福山はなぜか大笑い。その理由は、「杏さんのご挨拶のとき、吉高さんが『完璧だ、完璧だ…』とずっと言っていた」。吉高が「非の打ちどころがございません」と称えると、福山は「2大朝ドラ女優(杏が『ごちそうさん』、吉高が『花子とアン』)として頑張ってくださいね」と2人にエールをおくった。
続編の可能性については、「僕の気持ちは皆さんのご要望があればいつでも。あとは原作の東野圭吾さんのお気持ち次第。皆さん、お手紙とか送ってみてください」と乗り気。今後も地方キャンペーン、台湾プレミアと怒とうのプロモーションが続くが、「全国を回って直接ご挨拶させていただきます!」と意欲をみなぎらせていた。