トッド・ヘインズ、C・ブランシェット&M・ワシコウスカ共演作でメガホン
2013年5月28日 18:00

[映画.com ニュース] 鬼才トッド・ヘインズ監督が、ケイト・ブランシェット&ミア・ワシコウスカが共演する「キャロル(Carol)」のメガホンをとることが分かった。ヘインズ監督にとって、2007年の「アイム・ノット・ゼア」以来の長編映画となる。
映画「太陽がいっぱい」の原作者として知られるパトリシア・ハイスミスが、クレア・モーガン名義で1952年に発表した長編レズビアン小説「The Price of Salt」を、フィリス・ナジーが脚色。1950年代のニューヨークを舞台に、デパートで働く20代のテレーズ(ワシコウスカ)と、30代の裕福な人妻キャロル(ブランシェット)との同性愛の関係を描く。
当初メガホンをとる予定だったジョン・クローリー監督(「BOY A」)は、スケジュールの問題で降板していた。プロデューサーのエリザベス・カールセンは、このほど決定したヘインズ監督に「まぎれもなく、もっとも才能のある現役監督のひとりです」と期待を寄せている。
ヘインズ監督は、ボブ・ディランの伝記映画「アイム・ノット・ゼア」で、ブランシェットにゴールデングローブ賞の助演女優賞をもたらした。その後は、ミニシリーズ「ミルドレッド・ピアース 幸せの代償」や、ローラ・ダーン主演のコメディドラマ「Enlightened(原題)」とテレビ作品で手腕を発揮していた。
カールセンとスティーブン・ウーリーのプロデュース陣には、へインズ監督作「ベルベット・ゴールドマイン」と「エデンより彼方に」のプロデューサー、クリスティーン・ベイコンが共同製作として加わった。クランクイン時期は未定。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
「ギャガ40周年記念特集上映」26年1月30日から開催!「マスク」「グリーンマイル」「少林サッカー」「溺れるナイフ」など厳選18本上映
2025年11月20日 08:00
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ