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木下惠介監督の名作「二十四の瞳」、約60年前の“子役”たちが思い出語る

2013年5月27日 17:00

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「二十四の瞳(1954)」に出演した「瞳の会」メンバー
「二十四の瞳(1954)」に出演した「瞳の会」メンバー

[映画.com ニュース]日本映画界の名匠・木下惠介監督の青春時代を映画化した「はじまりのみち」(加瀬亮主演)の公開を記念し5月27日、都内でトークショーが行われた。本作のメガホンをとる原恵一監督をはじめ、木下監督の名作「二十四の瞳(1954)」に当時、子役として出演した「瞳の会」メンバーが駆けつけ、木下監督との思い出話に花を咲かせた。

この日登壇したのは郷古秀樹さん、斎藤裕子さん、柏谷シサ子さん、和田貞子さん、成瀬いく子さん、渡辺五雄さん、渡辺四朗さん、保坂泰代さん、寺下隆章さんの9人。全員、演技経験はなかったといい、「木下先生は厳しかった」と口をそろえた。渡辺五雄さんは「確かにおっかない先生だったが、良きタイミングでお菓子を差し入れしてくれたり、心優しい配慮があった」と振り返った。

はじまりのみち」は、「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」といった感動アニメで知られる原監督にとって、初めての実写作品。かねて木下監督の熱心なファンだといい、「その分、責任重大でプレッシャーもあった。結構追い込まれたし、楽しむ余裕はなかった」と述懐。それでも「完成に近づくにつれ、いい作品になっているなと感じた。映画を見た人に、木下監督の素晴らしさを感じてもらえれば」と手応えを示した。

映画を鑑賞した郷古さんが「原監督が、本当に木下先生のことがお好きなんだなと感じた」と感想を述べると、原監督は「わかってくれましたか!」と感激しきり。当時の“子役”たちと対面し、「僕自身、『二十四の瞳』で何度も何度も皆さんの姿を見ているので、同じ壇上にいるのが不思議な感じ」と話していた。

はじまりのみち」は、6月1日から全国で公開。

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