「マン・オブ・スティール」3分間に及ぶ本予告が公開!
2013年5月22日 12:00

[映画.com ニュース] 1938年に誕生した元祖スーパーヒーロー“スーパーマン”を、「インセプション」「ダークナイト ライジング」のクリストファー・ノーランが製作を務めてリブートする「マン・オブ・スティール」の3分間に及ぶ本予告編が公開された。
これまでに公開されていた映像では、超人的な力を持つあまり「自分とは何か」を問う主人公クラーク・ケント/スーパーマンの苦悩が印象深かったが、今回の本予告編では、スペクタクルとスピード感あふれるアクション性が大幅に増加。冒頭では攻撃を受けるクリプトン星が登場し、ラッセル・クロウ演じる父ジョー=エルが脱出ポッドで赤ん坊のカル=エル(のちのスーパーマン)を地球へと射出するシーンや、マイケル・シャノン扮する仇敵ゾッド将軍がカル=エル抹殺のため、地球へ降り立つシーンなどが織り込まれている。
「地球以外にも生命がある、それがおまえだ」と明かす、育ての親ジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)の姿や、「おまえは世界を変える。やがて人々の希望になるだろう」と説くジョー=エルの存在など、生みの親と育ての親のどちらもが抱く強い愛と、その息子が挑む自分探しという重厚なテーマ。そして、軍の兵器との戦闘や同じパワーを持つ超人との壮絶な空中戦、音速を超えて突き進む飛行シーンなどのVFXアクション映像が次々と映し出されていく。
終盤では、連行されたスーパーマンがロイス・レーン(エイミー・アダムス)と対面するシーンが登場し、「胸の“S”は何?」と聞くレーンに「僕の世界では“希望”を意味する」と答える様子が盛り込まれている。
今作でスーパーマン役に抜擢されたイギリスの若手俳優ヘンリー・カビルは、「今は素敵な気分だよ。そして、とても責任とプレッシャーを感じる。子どもたちは、純粋に僕をスーパーマンだと思うんだからね」と、世界一有名なキャラクターを演じることについての気持ちを語る。さらに、「原作ファンはいつだってスーパーマンを受け入れるだろうけど、スーパーマンの熱烈なファンではないという人やコミックなんて興味はないという人たちにも、この映画を楽しんでもらいたいんだ」と意欲を明かしている。
「マン・オブ・スティール」は、クリストファー・ノーランが製作とストーリー構築、「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダーが監督を務め、“ナイーブなひとりの青年が、いかにして最強のスーパーヒーローとなったのか?”を、新たな解釈と斬新な映像で描く超大作。8月30日から全国公開。
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