満島ひかりが体現する女の本能 熊切和嘉監督「夏の終り」予告公開
2013年5月11日 07:00

原作は、尼僧で小説家の瀬戸内寂聴氏が、出家前の瀬戸内晴美時代に発表した同名私小説。自らの経験をもとに、年上の男と年下の男の間で揺れる女性の姿を描き、1963年に女流文学賞を受賞した。同年、池内淳子主演、千葉泰樹監督のタッグで「みれん」として映画化されている。
熊切監督がメガホンをとった今作では、満島が自らの女の業に悩む主人公・知子に挑戦。共演の綾野剛がかつてともに捨て駆け落ちした青年・涼太、小林薫が妻子を持ちながら知子と関係を結ぶ不遇の作家・慎吾を演じている。
生々しい映像で紡がれる予告編は、物憂げな表情をのぞかせる満島が、女としての本能に翻ろうさせる知子を熱演。涼太と慎吾というふたりの男の間で揺れる様を危うげに演じている。瀬戸内氏は「原作に最も近く、作者としては生々しさに圧倒され肌に粟を生じて見た」と太鼓判を押しており、本編で展開されるドラマに期待が高まる。
「夏の終り」は、8月31日から全国で公開。
(C)2012年 映画「夏の終り」製作委員会
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