楳図かずおの「ポゼッション」パロディポスター用画像を初公開
2013年4月26日 18:00

[映画.com ニュース] 「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミがプロデュースを務め、全米興行収入ランキング2週連続No.1を記録したホラー「ポゼッション」が、「漂流教室」「まことちゃん」の人気漫画家・楳図かずおとコラボレーションを果たし、このほどパロディポスター用の描き下ろしビジュアルが公開された。
「ポゼッション」は、恐るべき“何か”を封じ込めた箱に関する実話をベースにしたホラー作品で、その箱に魅了されてしまった少女を救うため、父親と家族が恐るべき運命に立ち向っていく姿を描く。ライミを引きつけた「ユダヤの民話に伝わる“呪われた箱”がオークションに出品されていた」という実話はもとより、「ひょう依した存在が、実際に少女の体内に巣くっている」という描写が、本国の観客の驚きを集めた。オリジナルのポスターも、女性の口から“何者かの恐ろしい手”が飛び出し、その顔をつかんでいるショッキングなものとなっている。
そのポスターデザインに合わせて、今回楳図が描き下ろしたのは、少女の口から不気味な手が飛び出しているところまでは同じだが、その手の形が「まことちゃん」の“グワシ”になっているというもの。てのひらのシワが「Gwashi」と読み取れ、楳図の遊び心と熱意がうかがえる仕上がりだ。グワシは、1976年から5年にわたり「週刊少年サンデー」に連載、アニメ映画化もされ一世を風びしたギャグ漫画「まことちゃん」に登場する指サイン。語源は物をつかむ際の擬態語とされており、「ヒットをつかむ」という配給会社の願いも込められているという。このパロディポスターは、今後、劇場などで使用される予定だ。
「ポゼッション」は、5月25日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート