壇蜜、佐々木心音主演「フィギュアなあなた」で“ガラスバー”のダンサーに
2013年4月5日 17:00

[映画.com ニュース] 女優の壇蜜が、佐々木心音がオールヌードを披露する映画「フィギュアなあなた」に出演していることがわかった。“ガラスバー”のダンサーという役どころで、ロケハン時に石井隆監督のひらめきで誕生したシーンに登場する。主演の柄本佑を相手に、腰をくねらせながらのダンスは圧巻だ。
角川映画の大森氏勝プロデューサーによれば、壇は2012年6月、「私の奴隷になりなさい」撮入前の段階で、すでに石井監督作「甘い鞭」への主演が決まっていたという。そのため、「女優としての向き合い方は『私の奴隷になりなさい』以上にハードになるであろうことは、ヌードであるか否かとは別次元で、石井監督作であるがゆえに十分過ぎるくらいに予想できた。ならば、『甘い鞭』の前にささやかな役でも石井組を体験してもらう方がいいと考えたんです」と説明する。
当初は、壇が演じるのは柄本扮する内山が立ち寄った“バーのマダム”という設定でしかなかったそうで、「それがいつの間にか……。ロケハンで訪れた雑居ビルに残された、今はもう営業していないバーのガラスのカウンターからインスパイアされて、内山が歌舞伎町のお兄さんから『割れ目ばっちり見える!』と言葉巧みに誘い込まれる、あの『ガラスバー』の踊り子になったんです」と経緯を明かした。
壇の衣装は、ニップレスとTバックのみ。役作りには入念な準備をしたようで、自らの役どころがダンサーと知った時点で「この役柄をきちんとやるために、ダンサーさんに習いたいです。お金は自分で出します。ストリップの方が一番いいと思います」と直訴してきたという。製作スタッフは、そのプロ根性に感動していたと、大森氏は語る。
「フィギュアなあなた」は、石井監督が劇画漫画家時代に発表した「無口なあなた」が原作。リストラを宣告された健太郎(柄本)は、ヤケ酒の果てにケンカになったチンピラに追われ迷い込んだ廃墟ビルで、人間の少女のような温もりと体つきのフィギュアを発見する。成り行きでヤクザにも命を狙われるが、フィギュアがヤクザを次々と退治。健太郎は自宅へ持ち帰り、“ココネ”と名づけて奇妙な同居生活を始める。
「フィギュアなあなた」は、6月15日から全国で公開。
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