キマグレン&PUFFY、子どもたちの「しまじろう」映画初体験にエール
2013年3月15日 15:10
[映画.com ニュース] ベネッセコーポレーションの通信教育教材「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター「しまじろう」初の映画「劇場版しまじろうのわお! しまじろうとフフのだいぼうけん すくえ!七色の花」が3月15日、全国102スクリーンで封切られ、テーマソングを歌う「キマグレン」のKUREIとISEKI、エンディング・テーマを担当する「PUFFY」の大貫亜美と吉村由美が、都内の劇場で初日舞台挨拶に立った。
「こどもちゃれんじ」の幼児をひきつける映像制作のノウハウを生かし、劇場の照明や途中休憩などを考慮しながら「幼児が初めて映画館で見る映画」をコンセプトに製作された作品。しまじろうたちが住む「ちゃれんじ島」の花が次々と枯れていく事態が発生し、花屋を営むみみりんは休業に追い込まれ、しまじろうのお父さんが大切に育てている花も枯れてしまう。
会場にはたくさんの親子連れが集まり、大貫は「子どもは映画の途中で飽きてしまうこともよくあるので、子どもを映画館に連れて行くのはお母さんとしても勇気がいる。こういう仕掛けはとても助かるんじゃないかな」と母親の視点から共感。吉村も、「テレビでも映画でも自分たちの曲が流れるのはうれしい。みんなが楽しく歌って踊ってくれたらもっともっとうれしい」と喜んでいた。
ステージに駆けつけたしまじろうと仲間たちは、「PUFFY」が歌うエンディング・テーマ「トモダチのわお!」を元気にパフォーマンス。「キマグレン」も本作のために書き下ろした新曲「歩」を生披露し、KUREIは「明日のことや今日のことは予定が立てられるけど、未来についてはなかなか難しい。不安で怖い時に、過去に過ごした昨日や一昨日ことが君の自信になって明日に向けて頑張る力になる。これからも音楽や映画、色々なものを聞いてかっこいい最高の大人になってほしい」と子どもたちに優しく語りかけた。
4人は自身の“映画館初体験”も明かし、「5歳か6歳の時に見た『トランスフォーマー』の漫画の映画」(KUREI)、「『魔女の宅急便』。そしてキキに恋をした。今でも僕の理想」(ISEKI)、「小学校高学年くらいの時に見た『ET』」(吉村)、「小さい頃にまだ立ち見が許されていた映画館で『スーパーマン』を見た」(大貫)と、それぞれ思い出に浸っていた。
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