「クラウド アトラス」特別映像で監督×原作者×役者が思いを熱弁
2013年3月12日 14:00

[映画.com ニュース] 「マトリックス」シリーズのラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクバがメガホンをとった大作「クラウド アトラス」の特別映像が、このほど公開された。3人の監督、原作者のデビッド・ミッチェル氏、トム・ハンクスやハル・ベリーら出演者が、本作への思いを語っている。
原作は、ミッチェル氏のベストセラー小説。19~24世紀の500年を舞台に、波乱に満ちた航海やクローン少女の革命家の物語など、過去・現在・未来の6つのエピソードが交錯するなかで、別れと出会いを繰り返しながら愛する人とめぐり合う男の奇跡を描く。ハンクス、ベリーをはじめジム・ブロードベント、ヒューゴ・ウィービング、ジム・スタージェス、ペ・ドゥナ、ベン・ウィショー、スーザン・サランドン、ヒュー・グラントらが結集した。
特別映像では、脚本も手がけた3人の監督とミッチェル氏が互いに疑問をぶつけながら、「クラウド アトラス」にかけるそれぞれの思いを語り合う。さらに、ひとつのセリフを何パターンもの言い方で撮影するハンクスのメイキング映像などを織り交ぜながら、本作が製作される過程に迫る。
異なる時代と場所で6つの人生を送る難役に挑んだハンクスは、「この作品は正統派の映画製作とはちょっと違う。前衛的な手法で原作を映画化している」と自信たっぷりに説明。共演陣も「こんな作品にはもう出会えない」(ベリー)、「あんなに熱気ある現場は珍しい。才能ある人々があらゆることに果敢に挑んでいる」(サランドン)、「何もかも素晴らしい作品だ」(ジム・ブロードベント)と思い入れの強さが伺える。
「クラウド アトラス」は、3月15日から全国で公開。
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