アカデミー賞ノミネート俳優、「キャビン」脚本に舌を巻く
2013年2月28日 17:30

[映画.com ニュース] 米映画批評サイトRotten Tomatesで満足度91%を獲得した米映画「キャビン」が、3月9日から公開される。人気若手俳優クリス・ヘムズワースが出演していることも話題になっているが、アカデミー賞にノミネート経験のある名バイプレイヤー、リチャード・ジェンキンスが出演していることも忘れてはならない。
ジェンキンスは、1986年に劇場未公開映画「バレンタインデー」で銀幕デビュー。97年にデビッド・O・ラッセル監督のコメディ「アメリカの災難」でインディペンデント・スピリット賞の助演男優賞にノミネートされ、トム・マッカーシー監督作「扉をたたく人」ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たした。近年では、「バーン・アフター・リーディング」「モールス」「食べて、祈って、恋をして」などに出演し、現在公開中の「アウトロー」ではトム・クルーズ、4月公開作「ジャッキー・コーガン」ではブラッド・ピットと共演している。
「LOST」「クローバーフィールド HAKAISHA」の脚本で知られるドリュー・ゴダードが監督・脚本、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが共同脚本・プロデュースを務めたスリラー「キャビン」。女子大生のデイナが友人のジュールスに誘われ、仲間と5人で山奥にある別荘へやってくるが、その行動は謎の組織によってすべて監視されていた。5人は、事態のすべてをコントロールする組織が描いたシナリオ通りに動かされていた、という設定だ。
今作でジェンキンスが演じたのは、物語の重要なキーとなる、組織の管制室のボス。今作について、「脚本のひねりにやられたよ。解釈が素晴らしい。ドリュー・ゴダードとジョス・ウェドンは恐れ知らずだね」と、脚本の出来栄えに舌を巻く。さらに、「この映画で起こることの多くは気持ちのいいものじゃないけど、今まで仕事をしたなかで一番幸せだった。ジョスとドリューは明らかに自分たちの仕事を愛していたから、かかわっているスタッフ、キャストはみんな最高の時を過ごすことができたんだ」と絶賛している。
「キャビン」は、3月9日から全国で公開。
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