水澤紳吾&宇野祥平が秋葉原で街頭宣伝!映画「ぼっちゃん」をアピール
2013年2月26日 10:00
新井浩文主演作「ゲルマニウムの夜」(2005)や「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(09)、「まほろ駅前多田便利軒」(11)などを手がけてきた大森立嗣監督がメガホンをとった最新作。08年に発生した秋葉原無差別殺傷事件の犯人・加藤智大を題材に、孤独を叫び続けたひとりの男の内面を描き出す。
水澤と宇野を含む総勢13人の宣伝チームはこの日、秋葉原の歩行者天国にパネルを設置しチラシの配布を開始。治安面から同所での宣伝が一時中断となる事態に直面しながらも、水澤らは駅前広場に場所を移し再開。道行く人ひとりひとりに声をかけながら、何時間も本作のアピールを行った。
主演の水澤は、チラシやポスターでも強烈なインパクトを放つ主人公の青年・梶を怪演した。本作の撮影以来となる秋葉原を訪問し、「街の様相が変わっている。当時の秋葉原ではない。エネルギーが分散されているようです」。数年前とは変った景色を前に、「歩行者天国はやっぱり複雑な感情になります。そこは宣伝という行為で行くのはきついですね。事件が忘れられているようにも思いました。風化している」と心境を明かし、「(本作を)たくさんの方に見ていただいて考えるきっかけになっていただきたい」とこみ上げる思いを語った。
「ぼっちゃん」は、3月16日から全国で公開。