休業宣言のディカプリオ、急きょ来日決定 発言の真意語る!?
2013年2月25日 08:00
[映画.com ニュース] 休業宣言をしている米俳優レオナルド・ディカプリオが、3月1日に出演作「ジャンゴ 繋がれざる者」のプロモーションで来日することが決まった。ディカプリオの来日は、クリストファー・ノーラン監督作「インセプション」以来、約2年8カ月ぶり8度目。1月に独紙に「正直、くたくただよ。長い長い休暇を取ることにした」と発言した真意を本人が語る可能性が高く、世界中のファンが注目を寄せることは間違いない。
ディカプリオは、クエンティン・タランティーノ監督作である今作、「華麗なるギャツビー」(バズ・ラーマン監督)、「The Wolf of Wall Street(原題)」(マーティン・スコセッシ監督)と3本の出演作が公開待機中。独ビルト紙のインタビューで、2年間で3作品の撮影をこなしたことに触れ「ちょっと疲れ果ててしまった」と語った。休養期間がどの程度になるかは不明だが、「世界を旅して環境のための活動をしたい。世界を少しでもよくできれば」と話している。
25日(現地時間24日)に行われる第85回アカデミー賞の授賞式を欠席するディカプリオ。今回の来日が休業宣言後、初の公の場への登場ということもあり、その一挙手一投足から目が離せない。なお、ディカプリオが登壇予定の3月2日の舞台挨拶チケットは、25日午後5時から丸の内ピカデリーの公式サイトで販売がスタートする。
アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされている「ジャンゴ 繋がれざる者」に出演したディカプリオは、大農園の主で趣味は奴隷デスマッチ観戦という冷酷非情なカルビン・キャンディを演じている。タランティーノ監督も「これまで誰も見たことのない、もちろんディカプリオも演じたことがない極悪人だ」と熱演を絶賛している。
「ジャンゴ 繋がれざる者」は、3月1日から全国で公開。