【全米映画ランキング】「ヘンゼル&グレーテル」がV ステイサム版「パーカー」は5位デビュー
2013年1月29日 21:30

[映画.com ニュース] 3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン主演のアクションホラー「ヘンゼル&グレーテル」が約1970万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、口減らしのために母親に捨てられた兄妹が森の魔女に捕らえられるが、隙を見て魔女をかまどに突き飛ばして逃げるというグリム童話の一編「ヘンゼルとグレーテル」のその後を描いた作品。成長した兄ヘンゼル(レナー)と妹グレーテル(アータートン)は魔女ハンターとなって欧州各地の魔女退治を請け負っているという設定で、VFX満載の3Dアクションホラーとなっている。批評家からは厳しいレビューが多く寄せられたが、約1970万ドルとR指定作品としてはまずまずのオープニング興収を収めた。共演にファムケ・ヤンセン、ピーター・ストーメア。監督はノルウェー出身の新鋭トミー・ウィルコラ。
2位は、前週首位の超自然スリラー「Mama」。約1290万ドルの興収で、10日間の累計は約4800万ドル。最終興収は約7000~8000万ドルといったところか。
3位、4位はオスカー候補の「世界にひとつのプレイブック」と「ゼロ・ダーク・サーティ」。ともに累計興収は約6900万ドルで、前週同様、競り合いが続いている。
続いて5位初登場となったのは、ビデオ業界で圧倒的な人気を誇るジェイソン・ステイサム主演の最新犯罪アクション「PARKER パーカー」。ご存じリチャード・スターク(ドナルド・E・ウェストレイク)原作の人気シリーズ後期の作品「悪党パーカー/地獄の分け前」 (ハヤカワ・ミステリ文庫刊)を、「愛と青春の旅だち」「Ray レイ」のテイラー・ハックフォード監督が映画化。新たな仲間3人とミシガンのお祭りの収益金の強奪に成功するが、仲間の裏切りにより瀕死の重傷を負ったパーカー(ステイサム)は報復のため3人を追ってフロリダに向かう……。製作陣としてはヒットすればステイサムによる新シリーズも考えていたはずだが、オープニング興収約700万ドルで、レビューもやや厳しめという苦しいスタートとなってしまった。共演にジェニファー・ロペス、ニック・ノルティ、マイケル・チクリス。
そして、7位初登場となったのは、ヒュー・ジャックマン、エマ・ストーンらハリウッドスターが大挙して出演したオムニバスコメディ「Movie 43」。平均6分~7分からなる短編コメディを12編集めた作品で、監督をファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリーに、グリフィン・ダン、ブレット・ラトナー、エリザベス・バンクス(出演も)らが務めた。観客、批評家の双方から厳しい意見が集まり、オープニング興収約500万ドルとまったく振るわなかった。出演はジャックマン、ストーン、バンクスのほかに、デニス・クエイド、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツ、リーブ・シュレイバー、リチャード・ギア、ジャスティン・ロング、ジェイソン・サダイキス、ユマ・サーマン、クロエ・モレッツ、ジェラルド・バトラー、ハル・ベリー、テレンス・ハワード、ジョシュ・デュアメルなど。
今週末は、アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキンのアカデミー賞受賞トリオ共演による犯罪コメディ「Stand Up Guys」、シルベスター・スタローン主演のアクション「バレット」(ウォルター・ヒル監督)に、ニコラス・ホルト主演のコメディホラー「ウォーム・ボディーズ(原題)」が公開となる。
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