上戸彩、8年ぶり映画主演!「武士の献立」で“包丁侍”高良健吾を支える妻に
2013年1月24日 06:00

[映画.com ニュース] 女優の上戸彩が、朝原雄三監督の最新作「武士の献立」で約8年ぶりに主演を務めることがわかった。舞台は江戸時代の加賀藩で、優れた舌と料理の腕を買われ、藩の料理方として代々仕える舟木家に嫁ぐ女性・お春に扮する。舟木家の跡取りで夫役の高良健吾、義父役の西田敏行、義母役の余貴美子の出演も発表された。
磯田道史氏の教養書を故森田芳光監督、堺雅人主演で「武士の家計簿」として映画化した松竹が、“加賀藩シリーズ”第2弾製作に打ち出す。「武士の家計簿」では御算用者(経理係)として藩に仕えてきた猪山家の倹約生活に焦点を当てたが、今作の主人公は料理方。舟木家の二代目・伝内包早(西田)、三代目・伝内安信(高良)はともに実在した人物で、新しい料理を生み出して当時のレシピ集ともいえる「料理無言抄」を残している。映画では、確かな絆で結ばれた夫婦の姿を通して、「相手を思いやる“もてなし”の心」を丹念に描き出す。
上戸演じるお春は、19歳で料理屋に嫁いだものの2年で離縁され、藩の奥女中として仕える“バツイチ”という役どころだ。新たに料理方の舟木家に嫁いだものの、料理が苦手な夫・安信へ料理指南を始める。「あずみ2 Death or Love」以来の映画主演となる上戸は、「今も昔も変わることのない夫婦の関係を、せつなく、でも楽しくユーモラスに描くものになると聞いています。現代の人たち、特に女性が見て楽しんでいただけるものになればいいな、と思っています」と意欲をみなぎらせている。
「釣りバカ日誌20 ファイナル」以来約4年ぶりのメガホンとなる朝原監督は、「江戸時代の加賀藩に実在した、料理で殿様に仕える一家、舟木家。そこに嫁いできた主人公に上戸彩さんを迎え、非常に心強いキャストが集まってくれました」と撮影を心待ちにしている。上戸も、「『釣りバカ日誌』シリーズを手がけられた朝原監督のもと、京都のスタッフの皆さんとお仕事をすること、素晴らしい共演者の皆さんとご一緒すること、また舞台となる金沢もとても素敵な場所なので、今からとても楽しみにしています」と撮影初日へと思いをはせた。
配給の松竹によれば、3~4月に京都撮影所、金沢ロケなどで撮影し、6月頃の完成を目指す。
「武士の献立」は、12月に全国で公開予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス