ブラッドリー・クーパー来日、突然のファンサービスで興奮の渦
2013年1月24日 20:34

[映画.com ニュース] 「世界にひとつのプレイブック」で第85回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされている俳優のブラッドリー・クーパーが来日し1月24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた同作のジャパンプレミアに出席した。クーパーが来日するのは、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のプロモーション以来、2年5カ月ぶり2度目。「日本のファンと直接触れ合いたい」という本人たっての希望で、急きょ劇場内の通路を歩くことになり、サインや2ショット写真撮影などに笑顔で応じ、会場は興奮の渦に包まれた。
「ザ・ファイター」(2011)で知られるデビッド・O・ラッセル監督がメガホンをとり、心に傷を負った男女が再生していく姿を、笑いや涙を交えて描いたヒューマンドラマ。主演男優賞をはじめ、作品賞、監督賞など8部門で候補に挙がり、ウォーレン・ベイティ監督の「レッズ」(1981)以来、31年ぶりに全演技部門にノミネートされる快挙を成し遂げた。
大ヒットコメディ「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」でブレイクし、11年には米ピープル誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたクーパーが、“新境地”として本作で演じるのは、妻の浮気が原因で心のバランスを崩した元教師という役どころだ。「今までにないタイプの役柄を演じるチャンスをもらえて、感謝しているよ。自分に近い感性をもったラッセル監督との出会いが大きいね」(クーパー)。3月初旬からは、ラッセル監督と再タッグを組む新作の撮影が始まるといい「さらに飛躍できたらいいね」と意欲を燃やした。
また、主演女優賞にノミネートされているジェニファー・ローレンス、助演男優賞候補のロバート・デ・ニーロらとの共演に「一緒に演技することで、僕自身もとても演じやすくリアルな感情を表現できた。デ・ニーロは最も偉大な俳優だし、ジェニファーは今後もっとブレイクするだろうね」。映画を「とてもロマンチック。人生、迷ったりすることもあるけど、ありのままを受け入れ、互いを必要とする相手がいることのすばらしさを描いている」とアピールした。
プレミアには女優の黒木メイサが駆けつけ、「ラブストーリーはもちろん、家族の物語も素敵。笑いも感動もある作品」と太鼓判。「クーパーさんが演じる主人公は、とても不器用で、見ていてもどかしい部分も……。それでも一生懸命だから応援したくなる。新しい魅力を感じることができました」とほれぼれしていた。
「世界にひとつのプレイブック」は、2月22日から全国で順次公開。
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