井上真央、石巻のファン400人の歓迎に感激しきり

今回の舞台挨拶は、劇場プロモーション企画「真央、引いちゃった！」の一環。ワーナー・マイカル・シネマズ全60劇場限定で連合試写会を開催するなかで、今作の宣伝展開を最も頑張った劇場へ井上が御礼訪問という形で舞台挨拶を実施するというもの。同館は、試写会の応募数が全国No.1になるなど、ダントツの1位だった。

井上は、知人が仙台にいるそうで「『いま2位だから真央ちゃんを絶対に呼ぼう！』と劇場に書かれている写真を送ってくれたんです。こんなに応援してくれている石巻に行きたいなあと思っていました」とニッコリ。玉山も「僕は呼ばれていなかったのですが、今日は休みで山田孝之と飲みに行く予定でした。でも石巻と聞いて、ぜひ行かせてと直訴したんです」と力説し、喝さいを浴びた。

今作のテーマである綱引きに取り組むに際し、トレーニングは過酷を極めたが「松坂慶子さんら大先輩が泣きごとを言わずやっていらしたので、一番下の私が言っていられないなと思って頑張りました！」と述懐。また、花束贈呈で登壇した同館の女性スタッフを見た玉山が「この劇場のスタッフはかわいい子が多い。来月も来たいくらい」と話すと、井上は「何しに来たんでしょうねえ」とツッコミを入れ、場内の笑いを誘っていた。

「舞妓 Haaaan!!!」「なくもんか」の水田伸生監督の最新作となる今作は、実在した女子綱引きチームを題材にした人情喜劇。ちょっと美人でまじめな大分市役所広報課勤務の西川千晶（井上）は、市のPRに躍起になった市長から女子綱引きチーム結成を厳命されてしまう。当初はバラバラだったメンバーが、それぞれの事情を抱えながらも必死に過酷な練習に取り組み、徐々にまとまっていく姿を描く。

「綱引いちゃった！」は、11月23日から全国で公開。