原田芳雄さん企画、李鳳宇P製作「EDEN」が公開
2012年8月27日 17:00

[映画.com ニュース] 多くのファンに惜しまれつつこの世を去った名優、原田芳雄さんがかねて温めてきた、船戸与一の傑作短編小説「夏の渦」(短編集「新宿・夏の死」)を映画化した「EDEN」(製作:映画「EDEN」フィルムパートナーズ/配給・企画・制作プロダクション:SUMOMO)が、11月17日から新宿K’s cinema、オーディトリウム渋谷で公開される。
同作は、「月はどっちに出ている」「KT」「パッチギ!」「フラガール」ほか、多くの傑作を生み出した李鳳宇プロデューサーが製作にあたり、「パッチギ!」「フラガール」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞をはじめ数々の賞を獲得した羽原大介が脚本を担当した。
監督には、長きにわたり井筒和幸監督や崔洋一監督の映画を演出部として支えてきた武正晴があたった。徹底的なリハーサルを重ねて撮影に臨んだ同作は、コミカルな展開ながらも、マイノリティに対する温かい視線を感じる深い人間ドラマが描かれている。出演は山本太郎、中村ゆり、高橋和也をはじめ、齋賀正和、池原猛、小野賢章、高岡早紀、藤田弓子ら。
物語は、新宿のショーパブ「EDEN」で働く店長兼演出家のミロ(山本)は仲間の従業員兼ダンサーたちと度々ケンカしながらも、仲良く日々を過ごしている。今日はミロの42回目の誕生日。そんなお祝いの日に、仲間のノリピーがミロの部屋で死んでしまう。第一発見者として警察署で事情聴取を受けたミロは、心ない刑事たち(及川いぞう、日向丈)の侮蔑を含んだ質問に傷付き、グッタリしてアパートに帰ってくる(101分)。(文化通信)
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