大野いと、主演映画の“後遺症”で男座りが抜けず苦笑い
2012年8月25日 13:33
[映画.com ニュース] 韓国の5人組アイドルグループ「大国男児」のカラムが主演の映画「愛を歌うより俺に溺れろ!」が8月25日、東京・角川シネマ新宿など全国4館で公開。カラムとダブル主演の大野いと、韓国で結成されたユニット「CROSS GENE」のTAKUYA、モデルでバンド「DISCODE」のボーカル・AKIRA、福山桜子監督が舞台挨拶に立った。
累計1000万部を突破する人気コミック「快感❤フレーズ」の原作者・新篠まゆが手がけた同名コミックシリーズの映画化で、カラムは映画初出演で初主演。男子校の“姫”として扱われる微妙な役どころを演じ、「原作をもらって読んだら内容が“アレ”だったので、一応アイドルだから大丈夫かなあとは思いましたが、初めての映画で主演はうれしかった。その後でプレッシャーがきて期待に応えられるか不安だったけれど、皆が優しくしてくれたのでできました」と振り返った。
また、撮影後は演技に目覚めたそうで、夜中に自宅で鏡を見て表情などの研究をしているという。だが、その現場をメンバーのインジュンに目撃されたことがあり、「『見なかったことにします』と言ってくれました。これからも俳優として、大国男児として頑張っていきたい」と話すと、会場を埋め尽くした女性ファンから黄色い歓声が上がった。
一方、女子高の“王子”としてもてはやされる役だった大野は、“男座り”に苦労。福山監督に足開いて座る徹底指導を受けた際、「(スカートの中が)スースーします」ともらしたことを暴露されると、「男の人の気分を味わえました。でも、撮影が終わった後も座ると足が開いちゃうんです」と照れながら明かした。
「もし、異性になれるとしたら何をしたい」という司会者の問いかけには、カラムが「派手なスカートをはいて、原宿を歩いてみたい」、大野は「ホストクラブで働いてみたい」と話し、それぞれ笑いを誘っていた。