大沢たかお&松嶋菜々子、三池監督との初タッグ作「藁の楯」で6年ぶり共演
2012年7月31日 05:00

[映画.com ニュース] 大沢たかおと松嶋菜々子が、三池崇史監督の最新作「藁の楯」に出演し、「眉山」以来約6年ぶりの共演を果たすことがわかった。ふたりが三池監督作に出演するのは、今回が初めて。また、藤原竜也が凶悪な殺人犯を演じることも発表された。
昨年のドラマ視聴率を牽引(けんいん)したふたりが、映画でタッグを組む。平均視聴率20.6%、最高視聴率26.1%を記録した「JIN-仁-第二期」に主演の大沢と、平均視聴率25.2%、最高視聴率40%を成し遂げた「家政婦のミタ」に主演の松嶋。ふたりが今回で演じるのは、出所してすぐに惨殺事件を起こす凶悪な殺人犯を護送する警視庁警備部SPという役どころだ。
木内一裕氏の同名小説が原作。孫娘を殺害された政財界の大物・蜷川が行方不明の犯人殺害を依頼する全面広告を大手新聞3紙に掲載する。「この男を殺してください。清丸国秀。御礼として10億円お支払いします」。日本中がにわかに殺気立つなか、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自首する。警察組織は威信をかけ精鋭5人を選別し、警視庁までの護送担当として派遣。全国民1億2000万人の殺意が清丸に向けられるなか、5人の警察官の孤独な戦いが始まる。
残忍な凶悪犯を命がけで守る価値はあるのか――。人間の欲望と理性が交差するアクションサスペンス大作に挑む大沢は、「この小説の映画化をずっと心待ちにしていました。大好きな三池監督とともにスタッフ、キャストと一丸となって撮影に挑みたいと思います」と8月19日のクランクインを心待ちにしている様子。一方の松嶋は、「『生きる価値がない』と容認された犯人を守り抜くことは、果たして正義なのか……。見終わった後に何かしらを感じていただけるよう頑張ります」と気合をみなぎらせている。
「SABU さぶ」(02)以来、約11年ぶりに三池組へ参加する藤原。10億円という“懸賞金”をかけられた凶悪犯に扮するが、「久々の三池組で、こういった特殊な悪役をやらせていただけるのは非常に光栄です。共演の方々も初顔合わせが多いので新鮮ですし、この夏どっぷり三池ワールドに浸からせていただきます」と意欲的だ。三池監督も、「最強のキャスト。空前のスケール。ハリケーンのような物語。……熱い夏になりますね」と独自の言い回しでコメントを寄せた。
「藁の楯」は、2013年ゴールデンウィークに全国で公開。
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