【全米映画ランキング】「ダークナイト ライジング」V2。スティラー&ボーン共演の新作コメディは3位
2012年7月31日 17:30

[映画.com ニュース] 7月最終週の全米ボックスオフィス。先週末は2本の新作が公開されたが、世界的に大ヒットを記録している「ダークナイト ライジング」が前週比約60%のダウンながら、約6400万ドルの興収で首位を守った。
同作の10日間の累計興収は約2億8900万ドル。この成績は「アベンジャーズ」(12年/約3億7300万ドル)、「ダークナイト」(08年/約3億1300万ドル)に次ぐ歴代3位。現時点での数字だけを見ると「アベンジャーズ」に大きく水をあけられた感もあるが、最終興収約7億6000万ドルで全米歴代興収1位の「アバター」は10日間で約2億2200万ドルの累計だったので、賞レースに絡んで長期戦に持ち込めば、まだ「アベンジャーズ」超えのチャンスはある。それでも、オーロラ銃乱射事件の影響もあるため、「ライジング」の最終興収は5億ドル弱に終わるのではないかという声も出てきている。
約1330万ドルの興収で2位となったのは、前週と変わらず「Ice Age: Continental Drift」。17日間の累計興収は約1億1480万ドルで、最終興収は1億5000万ドルあたりになりそう。
2位と僅差の約1300万ドルで3位デビューとなってしまったのがベン・スティラー&ビンス・ボーン主演のSFコメディ「The Watch」。アメリカの郊外に住む父親たち4人が退屈な日常から抜け出す目的で、近所の偵察チームを組む。だが、そこに異星人が現れ、4人は世界を救うため彼らと戦うことになる……。いつもなら大ヒットとなるスティラー、ボーンの作品だが、今回は批評家、観客の双方から嫌われる結果になってしまった。共演に「マネーボール」のジョナ・ヒル、イギリスの人気テレビシリーズ「ハイっ、こちらIT課!」のリチャード・アイオアディ、「レイチェルの結婚」のローズマリー・デウィット。
その他4位には、約1180万ドルの興収で、人気シリーズ第4弾となる青春ドラマ「Step Up Revolution」がランクインした。
今週末は、ポール・バーホーベン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で、90年に製作された同名SF大作を、「ダイ・ハード4.0」のレン・ワイズマン監督がリメイクした「トータル・リコール」(コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール主演)が公開となる。

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