ドリームワークス・アニメーション、米ソニーと配給契約か?
2012年7月24日 21:15

[映画.com ニュース] 「シュレック」や「カンフーパンダ」などのヒットを放っているドリームワークス・アニメーションが、ソニー・ピクチャーズと配給契約を結ぶことになるかもしれないと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同社は、2006年からパラマウント・ピクチャーズと配給契約を結んできたが、配給手数料をめぐって対立し、2012年末に満了する現行契約を更新しないと昨年発表している。その後、自社配給を含め様々な可能性を模索してきた同社は最近、ソニーと急接近しているという。
関係者によれば、様々な条件を詰めなくてはならないものの、契約が実現する公算は高いという。ソニーには、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションという自社アニメ会社があるが、最近公開した「アーサー・クリスマスの冒険」や「The Pirates! Band of Misfits」などの興行成績が芳しくないという事情がある。
ただし、ドリームワークスの最新作「マダガスカル3」が世界興行で4億7000万ドルを超える大ヒットを記録しているいま、パラマウントが契約更改を打診してくる可能性も否定できない。ドリームワークス作品としては、「Rise of the Guardians」(11月公開)までがパラマウント配給で、その後の「The Croods」(来年3月公開)と「Turbo」(同7月公開)に関しては配給先が未定だ。
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