“ネガティブすぎるイケメンモデル”栗原類が「ビーストリー」で“野獣”系に
2012年7月3日 16:00

[映画.com ニュース] ネガティブな発言が話題のモデル・栗原類が7月3日、「美女と野獣」をモチーフにしたラブストーリー「ビーストリー」のDVDリリースを記念し、都内で行われたトークイベントに出席。同作にちなみ、ワイルドな“野獣”系ファッションで登場したが、「ふだん野獣系ファッションをしている人に申し訳ない。私生活でも僕が野獣になることはない」とうつむき、笑いを誘っていた。
リッチで甘いマスクをもった高校の人気者カイルは、わがままで自己中心的な振る舞いから魔女ケンドラの怒りを買い、野獣のような醜い容姿に変えられてしまう。呪いの魔法を解くには、自分を内面から愛してくれる人を1年以内に見つけなければならなかった。「アイ・アム・ナンバー4」のアレックス・ペティファー、「ハイスクール・ミュージカル」のバネッサ・ハジェンズ、海外ドラマ「フルハウス」のメアリー=ケイト・オルセンら若手人気キャストがそろう。
日本テレビ系列のバラエティ番組「芸能★BANG+」に出演し、その個性的なキャラクターで一躍注目を集めた栗原。初の映画イベント出席に、「緊張している。もっと良い人がいるのになぜ僕なんか。魅力なんてひとつもありません」と謙そんしたが、「周りにネガティブと言われるので自分はネガティブなのだなと思うけど、欠点でもないのでむしろこのままでもいいと思う」と意外なポジティブな一面ものぞかせた。俳優業にも興味があるそうで、あこがれの俳優は「日本だと六角精児さんや岩松了さん。海外ではクリストファー・ウォーケン」と個性派を挙げ、今後の俳優活動に期待を持たせた。
映画好きだという栗原は、「主人公がルックスや実力に自信を持てるところはうらやましいけれど、浮かれているといずれ罰が当たる。(主人公は)ちょっとムカつきます」と冷静に分析。もし主人公のように醜い姿に変えられてしまったら「他人とはしゃべらず、人がいないところで暮らして孤独に生きる」と潔いコメントで笑わせた。また、「主人公はオレ様キャラなので『何でこの人なの?』と思う人もいるかもしれないけど、物語が進むにつれ彼に同情できて、(本編の)短さもちょうどいい。サウンドトラックも洋楽が好きな人は興味が沸くと思う」と見どころをアピールした。
「ビーストリー」DVDは、7月4日よりTSUTAYA限定でレンタル開始。セルDVDはカルチュア・パブリッシャーズより8月2日発売。
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