生田斗真「脳男」主演で殺人マシーンに 瀧本×成島の強力タッグ実現
2012年6月12日 21:30

[映画.com ニュース] 俳優の生田斗真が、首藤瓜於氏の江戸川乱歩賞受賞作を映画化する「脳男」に主演し、生まれつき感情のない殺人マシーンという難役に挑むことになった。共演は、脳神経外科医役の松雪泰子、正義感の強い刑事役の江口洋介。「星守る犬」「はやぶさ 遥かなる帰還」の瀧本智行監督がメガホンをとり、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞各賞を席巻した成島出監督が脚本を執筆する、強力な陣容が実現した。
今作は、猟奇的な手口の無差別連続爆破事件が発生したある地方都市が舞台。刑事の茶屋(江口)は犯人・緑川のアジトを突き止めるが、確保できたのは身元不明の男・鈴木一郎(生田)だけ。共犯者と見なされた一郎は、犯行手口があまりに異常だったため精神鑑定を受ける。一切の感情を表に出さない一郎に興味を持つ脳神経外科医の鷲谷だが、緑川が病院を襲撃し始める。
2000年の発刊当時から映像化が待ち望まれていたが、“脳男”のキャラクター設定の難しさから実現までに長い年月を要した。脳男に扮する生田は、今作で初の本格的アクションにも挑戦し新境地を開拓。「今回の作品は自分にとって新たな挑戦です。お話をいただいた時から、この作品に全てを懸けてみようと思いました」と意気込む。そして、「この作品が自身のこの先の道のりを大きく広げてくれるよう、日々撮影に励んでいます。映画が完成する日を心待ちにしていてください」とコメントを寄せた。
松雪と江口も、並々ならぬ覚悟をもって撮影に臨んでいる。「感情を持たない人間に与えられた使命とは何か? 静かな緊張感のなかで展開される、緊密なやりとりに脚本を読んで静かな興奮を覚えました」(松雪)、「犯罪、道徳、正義、追跡の果てに、それぞれが出す決着に向け1カット1カット、テンションの高い撮影をしています。茶屋というワイルドな刑事をどこまでリアルに演じきれるか、僕にとってもまた新しい挑戦です」(江口)。クランクアップは7月下旬を予定。
「脳男」は、2013年2月公開。
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