はやぶさ 遥かなる帰還
劇場公開日:2012年2月11日
解説
2010年6月13日、7年間60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」。世界初となるその偉業を支えた人々のドラマを描く。主演の渡辺謙がプロジェクトマネージャーの山口駿一郎に扮し、「犯人に告ぐ」「星守る犬」の瀧本智行監督がメガホンをとる。はやぶさが地球から3億キロ離れたイトカワの地表に着陸し、岩石サンプルを持ち帰るという前人未到のミッションは、予定よりも3年延期になるアクシデントに見舞われ、ようやく打ち上げられた後も、エンジンの不良や燃料漏れなどさまざまな危機が続く。そうした困難の中、プロジェクトチームははやぶさを帰還させるため強く結束していく。
2012年製作/136分/G/日本
配給:東映
スタッフ・キャスト
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2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
これは、はやぶさに関するセミ・ドキュメント映画みたいな感じです。
山根一真氏が関わっているようで、さもありなんという感じでした。
高校の鑑賞会で流すのに適した映画と言えるでしょう。
お金を払ってまで見るほどの価値はないかも。
「西田敏行一座」が出て来ない本作品は、それでもマシな部類だとは思うのですが、少なくともシナリオを、もっともっともっともっと練って欲しかったです。
渡辺謙も、モデルとなった川口淳一郎教授の魅力を演じるには力不足と思えたのが残念でなりません。
早い話、この映画の主役は誰なのでしょうか?
そういう根本からストーリーを組み立てなおす必要があるのでは、と感じたのでした。
2019年10月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
Blu-rayで鑑賞。
無人小惑星探査機“はやぶさ”の帰還―いやぁ、熱狂しました。世界初の偉業に興奮すると共に、改めて日本の技術力はすごいなと思いました。
当時は“はやぶさ”のグッズが発売されたり、題材とした映画が3本も製作されるなど社会現象となりました。本作はその中の一本。
“はやぶさ”の航海を支えた技術者やその関係者たちの、「プロジェクトX」的な部分がクローズアップされていました。骨太な人間ドラマを織り成す重厚な俳優陣の熱演も相まって、リアリティーのある物語に引き込まれました。
2019年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2010年6月13日、7年間60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」。世界初となるその偉業を支えた人々のドラマを描く。
2018年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
『はやぶさ/HAYABUSA』は竹内結子の物語だった・・・っけ?それと比べると、山口(渡辺)を中心とした、ある意味、硬派な展開。そこに宇宙航空担当の新聞記者・井上真理(夏川)、町工場のオヤジ(山崎努)が絡んでくる。
タッチダウン失敗、二回目のチャレンジ。さらに行方不明となったはやぶさ。6年半かかって地球の軌道に近づいた“彼女”はもはや満身創痍となっていた。イオンエンジンも4基あるうち一基のみの作動という危機。流れを知っていてもかなりスリリングだ。
外部受託の企業もクローズアップされていて、今回はNECのエンジニア森内(吉岡秀隆)や町工場のおっさんもいい。吉岡と江口洋介の口論なんてのも見どころの一つだろうか・・・
クライマックスでもある大気圏突入。カプセルだけ切り離して帰還するはやぶさの儚い美しさと、様々な感情を持って見守る夏川結衣もいい。