【全米映画ランキング】「アベンジャーズ」2億ドルの歴代新記録で首位デビュー
2012年5月8日 20:15

[映画.com ニュース] 5月に入り、サマーシーズンに突入した全米ボックスオフィス。その先陣を切って、話題のアクション超大作「アベンジャーズ」が公開。オープニング3日間で、なんと約2億740万ドルという驚異的な数字を叩きだし、歴代新記録で首位デビューを飾った。
同作はマーベル・コミックのスーパーヒーローであるキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ハルク、マイティ・ソー等が結集し、地球最大の危機に立ち向かう姿を描いたオールスターキャストのアクション・スペクタクル。公開前からハリウッドでは記録更新を噂されていたが、これまでの歴代記録である「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の約1億6918万ドルを3000万ドル以上も上回る驚異的な成績で記録を大きく更新した。2億ドル突破の最速記録(3日間)はもちろん、土曜日(約6970万ドル)、日曜日(約5700万ドル)の興収も歴代新記録(ちなみに金曜日の最高興収記録は「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の約9100万ドル)と、記録ずくめのオープニングとなった。
レビューも、批評家と観客の双方から好意的なものが多く集まっているほか、2D以外に、チケットが高額な3DとIMAX 3Dのフォーマットを用意したことで更なる高収益を期待出来るため、最終興収は5億ドル以上になると見られている。キャストはアイアンマンにロバート・ダウニー・Jr.、キャプテン・アメリカにクリス・エバンス、ハルクにマーク・ラファロ、マイティ・ソーにクリス・ヘムズワースのほか、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、サミュエル・L・ジャクソン。TVシリーズ「バフィー/恋する十字架」や映画「トイ・ストーリー」の脚本などで知られるジョス・ウェドンがメガホンをとった。
シネコンのほとんどを「アベンジャーズ」に占拠されたせいか、「Think Like a Man」は2位としてはかなり低い数字の約730万ドルの興収。そして、順位をひとつあげて3位になった「ハンガー・ゲーム」は累計興収を約3億8000万ドルとした。
今週末は、ティム・バートン監督&ジョニー・デップ、8度目のタッグとなるゴシック・コメディ「ダーク・シャドウ」が公開となる。

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