吉沢悠、共演の韓国俳優ペ・スビンと「真の友情が築けた」
2012年4月23日 20:50

[映画.com ニュース] 俳優の吉沢悠が4月23日、東京・四谷の韓国文化院で行われた主演作「道 白磁の人」のプレミア試写会に、共演する韓国人俳優のペ・スビン、メガホンをとった高橋伴明監督とともに出席した。
日本統治時代の朝鮮半島を舞台に、実在の日本人青年・浅川巧が、民族間が争いあうなかでも、荒廃した現地の山々に緑を取り戻そうと植林事業にいそしむ姿を描く。吉沢が主人公の浅川を、スビンが浅川と親交を深めたチョンリムを演じた。ふたりは信念を貫き、目的を果たそうとするが、チョンリムは抗日運動の容疑で投獄されてしまい、時代の荒波がふたりを引き裂いてしまう。
吉沢は「温かい友情を描いた作品。ご覧になれば、きっと心に何かが残るはず」とアピール。自身が演じ、今年没後80年を迎える浅川氏について「あの時代から、日韓友好を築こうとした人がいたのは驚きであり、日本人として誇りに思う」と熱弁した。
一方、ペ・スビンは「撮影に入る前、監督から『役柄を超えた友情を築いてほしい』と言われた」といい、「ですから吉沢さんと一緒に釣りに行ったり、俳優として悩みを語り合ったりしました。この映画は吉沢さんと私との、現在進行形の友情を描いているのです」と誇らしげ。客席から拍手が起こると、吉沢も「彼とは真の友情が築けた」と感無量の面持ちだ。
高橋監督も「彼らふたりの友情があれば、この映画は成功すると確信していた」と断言。「ふたりが現場にいないとき、どう過ごしているか気になって、探偵を雇って調べさせた」と冗談を飛ばし、「仲良くやっていたと聞いて、しめしめと思っている。やっぱり、この映画は成功する」と自信を深めていた。
舞台挨拶では、ペ・スビンの所属事務所の先輩にあたるイ・ビョンホンからの応援メッセージが紹介された。
「道 白磁の人」は6月9日から全国で公開。
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