サム・ワーシントン、前作の反省生かし「タイタンの逆襲」は自画自賛
2012年4月20日 18:18

[映画.com ニュース] ギリシャ神話の神々による激闘を描いた3Dアクションの続編「タイタンの逆襲」が、4月21日から全国で公開される。前作「タイタンの戦い」に続き、主人公のペルセウスを演じたサム・ワーシントンが映画.comの取材に応じた。
今作は、怪物クラーケンを撃退してから10年後が舞台。デミゴッド(半神半人)のペルセウスは、人間の漁師として息子と平穏な暮らしをおくっていた。しかし、冥界から目覚めた巨神クロノスに捕らわれた父ゼウスを救うため、仲間とともに再び立ち上がる。前作のルイ・レテリエ監督から、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のジョナサン・リーベスマン監督がメガホンを引き継いでいる。
ワーシントンは、前作公開後に「一部の人たちをがっかりさせてしまった」とコメントを発表している。しかし、今回は「最高だね。やばいくらい面白い映画になっているよ」と自画自賛。問題の発言についても「実は、『がっかりさせてしまった』と言ったのは作品のことじゃなくて、自分のことなんだ」と吐露する。
さらに、「前作のペルセウスは、アクションとストーリーを伝達するためだけの存在だった。彼をちゃんとしたキャラクターにできなかったことで、観客と自分をがっかりさせてしまったと感じたんだ」と明かす。だからこそ、「再チャレンジしたかった。3Dは、前作のように目から出血したり、頭が爆発することはなかったよ(笑)」とジョークを交えながら真しな姿勢をうかがわせる。
今年は、今作を含む5本の映画への出演が決まっている。「アバター」以後について聞いてみると、「僕自身は何も変わっていないよ。ふだんもテレビを見たり、犬とボールで遊んだり、友だちと時間を過ごしたり。でも、キャリアの上での選択肢が変わったのは確かだ。作品を選べるというのはうれしいことだけど、同時に失敗できないという責任も伴うようになった」と自らを取り巻く状況の変化を的確に分析。それでも、「映画スターはリビエラ(南仏)の海岸沿いを裸の女性とジェットスキーでもしているイメージがあるんだろうけど、ブラッド・ピットだっておむつは替えるんだよ」と豪快に笑う姿は、どこまでも自然体だった。
「タイタンの逆襲」は、4月21日から全国で公開。
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