「桐島、部活やめるってよ」“意味深”特報公開 桐島って誰!?
2012年3月19日 14:00

[映画.com ニュース] 俳優の神木隆之介の主演映画「桐島、部活やめるってよ」の特報が、このほど公開された。タイトルにも登場する桐島はクラスの中心人物だが、本人不在のまま特報は進んでいくという“意味深”な内容だ。
同作は、第22回小説すばる新人賞を受賞した現役早大生・朝井リョウ氏のデビュー作を映画化。教室の中のヒエラルキーの崩壊に主眼を置き、桐島がバレー部を退部し目に見えない“境界線”を踏み出したことをきっかけに、クラス中に小さな動揺が起こり、波紋が広がっていく姿が描かれている。
映画は、原作と同様に桐島不在のまま物語が進行していく。特報でも、「桐島はバレー部のキャプテンだった。」「桐島は成績も優秀だった。」「桐島の彼女は校内一の人気女子だった。」「桐島は金曜日に突然部活をやめた」というナレーションを通じて、じわじわと不穏な空気を漂わせることに成功している。
主演の神木が今作で演じるのは、高校の映画部に所属する前田涼也。クラスの中では存在を消すように静かにしているが、ジョージ・A・ロメロ監督作について熱く語るなど、映画に対してほとばしる情熱を内包するという役どころだ。原作は部活をキーワードにさまざまな登場人物が絡み合うオムニバス小説だが、今作では前田と野球部の幽霊部員・菊池宏樹という、本来交わるはずのないふたりに焦点を当て、時空を交錯しながら描く。
「桐島、部活やめるってよ」は、8月11日に全国で公開。
(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社
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