竹中直人&勝俣州和「長ネコ」が教えてくれる友情の大切さを熱弁
2012年3月16日 15:36

[映画.com ニュース] 大ヒットシリーズ「シュレック」の人気キャラクター“プス”を、初めて主人公に据えた米長編アニメ「長ぐつをはいたネコ」の日本語ボイスキャストを務める俳優・竹中直人とタレントの勝俣州和が、キャラクターや作品の魅力、テーマとなった友情の大切さを語った。
シュレックに出会う以前の長ぐつをはいたネコこと主人公のプス(竹中)が、孤児院で一緒に育った不思議な卵のハンプティ・ダンプティ(勝俣)ら仲間とともに繰り広げる冒険を描く。竹中は「シュレック2」(04)での初登場以来、プスを演じるのは3回目で「今回は主役でしょ。だから大活躍なんですよ。テンションも自然と高くなっちゃって」と初の主役に意気揚々だ。
冒険の過程で明らかになるのは、捨てネコだったプスの生い立ちや“お尋ね者”になった過去、長ぐつに隠されたエピソードの数々。そのカギを握るのが、声優初挑戦を果たした勝俣が演じるハンプティ・ダンプティだ。「初めてなんで、無我夢中でした。でも、家族には好評ですよ。試写でうちの娘も3回泣いたって言っていましたし」と自画自賛。竹中も「うまいって言葉はあてはまらない。勝俣くんのハスキーな声色が、ハンプティに“ぴったり”だったし、見事だった」と太鼓判を押す。

しかし、ハンプティ・ダンプティの“裏切り”が、プスを再び窮地に追いやることに。「憎たらしさとかわいらしさを兼ね備えた最高のキャラクターだよね」(竹中)、「怒られてシュンとなっても、すぐに立ち直る。気持ちの切り替えの早さは、小学校のころの僕そっくり!」(勝俣)。
そしてふたりの友情こそが、最大のピンチを乗り越える最大の武器となる。竹中は「友だちって不思議なもので、深いところでつながっていれば、久しぶりに会ってもすぐに“空気”が戻るんだよね。ハンプティとプスもそう。それにケンカできるのも、互いをさらけ出しあえる友情のあかしだもんね」と本作を通して、友情の大切さを再確認。勝俣も「今の時代、仲間や友情にいろんなことを求めすぎているよね。本当はプスとハンプティみたいに、“一緒にいる”だけで十分だと思いますよ。ケンカしたって平気、平気。まあ、男の脳はすぐに忘れちゃう仕組みだしね(笑)。女性はいろんなことをちゃんと覚えているから、友情が成立しにくいのかも」と熱弁した。
「長ぐつをはいたネコ」は3月17日から全国で2D/3D同時公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)