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アカデミー賞5部門制覇「ヒューゴの不思議な発明」絶好の滑り出し

2012年3月3日 15:59

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大ヒットスタートをきった「ヒューゴの不思議な発明」
大ヒットスタートをきった「ヒューゴの不思議な発明」
(C)Paramount Pictures 2011

[映画.com ニュース] 第84回アカデミー賞で撮影賞を含む技術部門を独占した、マーティン・スコセッシ監督作「ヒューゴの不思議な発明」が3月1日、全国456スクリーンで封切られ、絶好の滑り出しをみせている。

アカデミー賞では撮影賞、美術賞、音響編集賞、音響録音賞、視覚効果賞を受賞し、「アーティスト」とともに裂いた5部門を制した。ブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、スコセッシ監督が初めて3Dで映画化。駅の時計塔に隠れ住む孤児ヒューゴが、亡き父の残した機械人形の秘密を探る冒険を繰り広げる。

メイン館の東京・TOHOシネマズ有楽座では、午前10時30分の初回上映に際し、約1時間前から長蛇の列がつくられた。平日の木曜日にもかかわらず、映画の日で鑑賞料金が1000円ということも奏功し、上映開始までチケット購入希望者が途切れることがなかった。

客層も、高齢層、若い男女カップル、30代女性の2人組、親子連れ、学生グループと幅広く、うち女性が約60%を占めた。また、午後以降も順調に動員し、夜の回でも多くの劇場で予約が入ったという。同日正午時点の東京&大阪RS劇場の動員数は、興行収入約17億円だった「シャッターアイランド」対比で184%。興収20億円が視野に入る大ヒットスタートだ。


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