ジュード・ロウ、2年ぶり7度目の来日 “相棒”の男児誕生を祝福
2012年2月15日 15:15

[映画.com ニュース]来日中のジュード・ロウが2月15日、最新作「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」の記者会見を都内ホテルで行った。ロウの来日は、前作「シャーロック・ホームズ」のPR以来、2年ぶり7度目。前作に続き、名探偵ホームズの相棒・ワトソンを演じ「過去の映像作品が生んだワトソンの固定概念を壊したかった。彼は決して愚かな存在ではなく、優秀なホームズと対等な人物であると知ってほしかったんだ」と役作りを語った。
世界各地で発生した連続爆破事件の謎を追うホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)とワトソンの名コンビが、黒幕である“犯罪界のナポレオン”の異名をもつモリアーティ教授を追う。前作に引き続き、ガイ・リッチー監督がメガホンをとった。 ワトソン像は「あくまで原作を尊重している」といい、「軍隊にいた経験もあるし、英雄的な面をもつ。その上で自分なりのアイデアを盛り込むことで、新鮮さを加えたのがこのシリーズのワトソンなんだ。何より観客と同じ目線に立つ存在であるべきだと思うね」。
衣装にもこわだりをもち「特に帽子が重要だった」と振り返る。 ダウニーとの再共演については「前作、自信がなかったり、時間の制約であきらめたアイデアを存分に持ち込んだよ。ときには台本を捨てて、ちょっとクレイジーなアドリブを試すことも」と述懐。もともと相性が良かったといい「互いに忠誠心と、より複雑なものを抱えている関係かな。友情ってそういうもんだろ」。先日、ダウニーと現在の妻との間に、第1子となる男児が誕生したが「そうなの? 今知ったよ。お祝いのメールを入れなきゃね。すごくおめでたいことだけど、連絡がないのは侮辱だな(笑)」と笑顔を見せた。
また、再タッグとなったリッチー監督は「頼れる存在だし、ユーモアのセンスもあるから、現場はすごくハッピーな雰囲気だ。共同作業を信念にしているし、リーダーシップも強いんだ」。早くも第3弾の製作準備に入ったという報道もあり「原作がたくさんあるからね。みんながもっと見たいと言ってくれれば、僕ももっと成長した姿を見せられるかもしれない。日本のヒットにかかっているよ」と可能性を否定しなかった。
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」は3月10日から全国で公開。
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