「ジャッキー・ブラウン」前章にジョン・ホークス&モス・デフ出演
2012年2月4日 11:30
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」(1997)の原作の前章にあたる、エルモア・レナードの小説「ザ・スイッチ」が映画化され、ジョン・ホークス(「ウィンターズ・ボーン」)とモス・デフ(「僕らのミライへ逆回転」)が主演することがわかった。
「ジャッキー・ブラウン」は、タランティーノ監督が自身のアイドルだったブラック・エクスプロイテーション映画のヒロイン、パム・グリアーを主役に迎えて撮った犯罪ドラマ。レナードの小説「ラム・パンチ」が下敷きになっているが、今回はその前編にあたる「ザ・スイッチ」を映画化する。新鋭ダン・シェクターが監督・脚本を手がけ、タランティーノ監督は執筆しないという。
映画版「スイッチ(原題)」では、「ジャッキー・ブラウン」でサミュエル・L・ジャクソンが演じたオデールと、ロバート・デ・ニーロ扮するルイスの若き日(15年前)が描かれ、刑務所内で出会ったふたりが、出所後に裕福な不動産業者の夫人を誘拐するというストーリーが展開される。モス・デフがオデール、ホークスがルイスを演じることになっている。5月のクランクインを予定。